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2021年1月~5月の読書記録

おはようございます。モダナイゼーション(今風にすること)のことをダイナモゼーション(発電所開発!?)と天然で間違えていたことに最近気が付いたフレアーズ合同会社代表社員の山口です。どうやら、私は文字情報の前後を素でかなり間違えるので、文字の認識方法がそんな感じになってるっぽい。なので、ITコンサル風の話し相手になるお友達がほしいな。自分の周囲にITコンサルできる人少ないので、1人だと間違いに気が付きません。Twitterとかで馬鹿丸出しを晒しちゃって超恥ずかしいので助けてほしいかも…、穴があったら入りたい。

さて、2021年も6月になって松本を役員に迎え入れてからは、役員会議というものを開催するようにしたので、その第1回目が昨日ありました。会議?議論?というか、今まで自分の頭の中でフワフワ考えていたものを一つずつ順を追って整理して説明するのが非常に骨が折れて大変ということを痛感しております。自社の取るべき戦略として、解決しないといけない課題が非常に多いのも現実だし、実際に経営戦略というものは課題解決のチェーンによって成り立っているということがわかってきます。企業が戦略を思い通りに推進していくためには、企業の戦略課題を解決しながら、解決によって得られる経営資源を更に次の課題解決に充当していくことによって、相乗効果を繋げていくことが必要なのかなと感じたし、実際に自分の頭の中はどうやらそうなっているようです。つまり、全部うまくいく想定で計画を立て、実際にうまくやる。企業経営計画の実行とはそういうものかなと思います。戦略家、参謀の役割とはそんなものかなと思います。

なので、今までは完全に私の独断ですべて進めていましたが、徐々に組織というものへの理解を深めていっています。自分がエンジニアとして手として動くことと、経営者として戦略立案から事業運営を行う立場や役割という形で頭を働かせることは明らかに別物なので、慣れないながらに努力をしているところです。何事も勉強ですね。机上の空論から実地に移行してまだ間もないですが、まだまだこれからかなと思います。

さて、昨年の11月頃に読書記録を書いてから約半年くらい読書記録を書いていなかったので書いてみたいと思います。

物理本(14冊)

物理本はIT系の技術書中心です。IT関連の技術書や専門書がオーディオブックにないのがその理由です。まぁ、普通に考えるとお客さんの母数が少ないので大多数の方が顧客になりえる本を中心に音声化するのはわからんでもないですね。エンジニアの立場からすると、技術書を音声化してもらえると非常に助かるけど、専門技術書の世界感を音声だけでイメージできる人がどれだけいるかは想像できないかなと思います。なので、そういう意味では読める人がいないのかもしれないですね。

主にSaaSの設計と運用に関するもの、ReactやTypeScriptなど最近流行っている言語実装に関するものが中心です。RPAの引き合いがあったのでRPAの本も2冊だけ読みました。

1.Design It!(Michael Keeling)
2.マイクロサービスアーキテクチャ(Sam Newman)
3.進化的アーキテクチャ(Neal Ford、Rebecca Parsons、Patrick Kua)
4.プロダクションレディマイクロサービス(Susan J. Fowler)
5.レガシーコードからの脱却(David Scott Bernstein)
6.みんなでアジャイル(Matt LeMay)
7.スクラム実践者が知るべき97のこと(Gunther Verheyen、吉羽 龍太郎他)
8.Python 自動処理の教科書(クジラ飛行机)
9.中小企業経営者のためのRPA入門(田牧大祐、著 佐々木伸明)
10.心理的安全性の作り方(石井遼介)
11.オブジェクト指向UIデザイン(ソシオメディア株式会社, 上野 学 他)
12.その仕事全部やめてみよう(小野 和俊)
13.入門React(Frankie Bagnardi, Jonathan Beebe他)
14.プログラミングTypeScript(Boris Cherny、今村 謙士他)

オーディオブック24冊(Audible)

オーディオブックは社会や経済の本が中心です。その他、戦略立案面で役に立ちそうなものや、SaaS立ち上げに役立ちそうなもの、新人時代の気持ちを思い出すための本をいくつか、その他流行りの本をいくつか読んでみました。

15.世界は贈与でできている(近内悠太)
16.それをお金で買いますか(マイケル・サンデル)
17.「死」とは何か(シェリー・ケーガン)
18.人生は楽しいかい?(ゲオルギー・システマスキー)
19.道をひらく(松下幸之助)
20.銃・病原菌・鉄 上(ジャレド・ダイヤモンド)
21.銃・病原菌・鉄 下(ジャレド・ダイヤモンド)
22.民主主義とは何か(宇野重規)
23.STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか(堀新一郎、琴坂将広、井上大智)
24.うまくいったやり方から捨てなさい(椎原崇)
25.論語と算盤(渋沢栄一)
26.2025年を制覇する破壊的企業(山本康正)
27.ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す(山口周)
28.サピエンス全史 下(ユヴァル・ノア・ハラリ)
29.神様とのおしゃべり(さとう みつろう)
30.反応しない練習(草薙龍瞬)
31.LIFESPAN 老いなき世界(デビッド・A・シンクレア、マシュー・D・ラプラント他)
32.実力も運のうち 能力主義は正義か?(マイケル・サンデル)
33.コンビニ人間(村田沙耶香)
34.天才(石原慎太郎)
35.この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう(池上彰)
36.精神科医が見つけた 3つの幸福(樺沢紫苑)
37.情報なき国家の悲劇:大本営参謀の情報戦記(堀栄三)
38.オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る(オードリー・タン)[読書中]

まとめ

こんな感じなので、仕事しながらだと、半年で40冊前後くらいが私の読書ぺースかなと思います。物理本を読むときは特別に時間を割きますが、オーディオブックはほぼ移動時間にしか聞かないので、移動時間だけを読書時間に充てるだけでも20冊以上読めそうです。特に営業などの外回りが多い職種だと更に時間が増えそうですね。提案やお客さんのことを考える時間を別途割くことも必要ですが、流行りの知識を入れておくことや専門知識の勉強も必要なので、何事もバランスかなと思います。

この先半期では、もう少しIT系の技術書の残りがあるので、それらを読み進めていこうと思います。ようやくディープラーニングの基礎くらいまでいけそうかな。その前に数学やらないとかもですね。

グローバルSaaSを作ってやるぜ!って思ってから地道に勉強を始めるわけですが、作るまでの道のりはやっぱ結構大変やね。愚直に全部頭に入れるまでもうちょっと時間かかるけど、まぁ数年計画で進めていこうかなとは思います。

それから、資本主義の本質は略奪だからね。誰かが得をすれば、誰かが損をする。要するにトロッコ問題と同じで、誰かが死ななければ誰かが死ぬというのと本質的には同じ(マイケル・サンデル教授ありがとう)。その誰かのお金が減り、誰かのお金が増えるための計画を立てて、その判断をし、責任を取るのが経営者の仕事。もちろんフリーランスも経営者と同じ事業主だということを忘れちゃいけない。経営者って大変な仕事ね笑。

武装錬金の真赤な誓いの歌詞のように、誰も泣かない世界を作るためのロジックを考えるのが僕らの仕事なのかなって最近は考えるようになってきました。IT技術者として、私たちはまだまだ頑張りますよ。

P.S. ダイエット始めました。と言っても歩くだけだけどね。平日も事務所で移動がない日は40分歩いて出社。日曜日は近くの公園一周ぐるっと歩くことにしました。自宅から歩いていける四日市中央緑地公園は、木漏れ日の中を歩けるのでマジで最高。リフレッシュできるよ。

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