見出し画像

22歳になりました

もう誕生日から一週間ほど経ちましたが、22歳になりました。スケジュールとか体調とか一切関係なく、なんとなく書けるタイミングっていうのがあって、それがやっときた感じです。ちょうど大学の補講日(休み)が誕生日と重なってたんですけど、気持ちと行動の波長がなかなか合わずに一週間くらいダラダラしてました。

21歳のときのnoteを読み返したら、祝われることに怯えていました。でも怯えているわりには、メッセージが届くことの嬉しさを感じてました。ちなみに今年は怯えなかったです。だんだんと関係性が薄まっていくなかで、それでもおめでとうを伝えてくれる人達の几帳面さって本当にすごいなと思います。

今年は実力を養う年にしたいです。「遊ぶのは2月からでいい、勉強しろ」と親父に言われました。来年度からは社会人になっているわけで、誰よりも不器用な僕は人の何倍も努力を積み重ねることでしか競争社会を生き抜けないだろうなと思います。剣道だって誰よりも考えて練習をしたし、大学編入だって苦しみながら勉強してきました。普通にやれば絶対に置いて行かれると思います。できることは今のうちにやっておこう、そんな感じです。

でもそれだけじゃ疲れちゃうから、合間のなんでもない時間を充実させていこうと思います。美味しいものを食べて綺麗なものを見て友達を大事にしたいです。誕生日当日は美味しい蕎麦を食べ、歴史ある温泉につかり、街中を見渡せる展望台へ登り、お酒を飲みながら焼き鳥を食べました。僕の誕生日史上、最も充実した時間だったと思います。

インスタを見ているとピュレグミみたいな女子の顔で溢れていました。かわいいや綺麗の基準がもうわかんないです。加工しすぎた写真は、もはや軽めのパラレルワールドなのかなって思います。痛い大学生みたいなストーリーを挙げている社会人一年目の先輩も流れてきました。こうはなりたくない、が加速してます。SNSから近況が探れないような大人になろうと思います。

一人でいる時間が長いからこそ、会いたい人の顔が記憶とともに頭をよぎることがあります。友達、先輩、後輩。はっきりしていた関係性も、時間や距離によって曖昧になってきました。もう名前が必要な関係性じゃなくてもいいのかなって思ってます。わがままに会えるのはたぶん今年が最後だから、会いたい人には自分から声をかけていきます。一人って意外とすぐ飽きるもんだなと、ここ3年で思いました。

本当は自分用の車を買ってドライブに行きたい。花瓶を買って部屋で花を眺めたい。夏の海でぼーっとしながらペヤングを食べたいし、冬の夜の砂浜で誰かと一緒に花火をしたい。たくさんやりたいこと思いついたけど、やるべきことと折り合いをつけていくのが大人になるってことなのかもしれないです。

こんな感じでなんとか22歳になれました。生き急いでるってよく言われるけど、なんやかんや長生きしたいです。今年もよろしくお願いします。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?