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NUMBER GIRLのライブをCOUNTDOWN JAPAN 1920でようやく観られたよ

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2019年12月30日、COUNTDOWN JAPAN 1920でNUMBER GIRLのライブをようやく観る事が出来た。

2002年に解散をして、2019年2月15日にライジングサンの第一弾での出演と再結成が発表になって、「絶対に観たい!絶対チケット取る!!」となったが、先行での自力応募がことごとくハズレる。

友人にチケットを正規の方法で分配してもらえることとなり、ようやく観られると思っていた。

しかし、フェス前日にNUMBER GIRLが出演する日の開催中止が発表される。
その時に雨具を買おうとして某ビルにいたが、言葉も出なかった。

うまく思考も回らず、赤レンガテラスでビールと中華をいただき、
感情も何もなくその日が過ぎていった。

その後ツアーが発表になるも、チケットは取れず。
その中でCOUNTDOWN JAPANの出演が発表になり、
「ここで観るぞ!」ということを決める。

12月30日、当日。

ASTRO ARENAのSOIL&“PIMP”SESSIONSのライブの後に、
NUMBER GIRLがライブをやるEARTH STAGEに向かう。

“本当にNUMBER GIRLが観られるんだよね…”と胸のどこかで疑心暗鬼になっていた。
8月のトラウマが未だに胸に残っていた。

EARTH STAGEに向かう途中に、
“NEXT ARTIST NUMBER GIRL”の文字が見えた時には、
涙が止まらなくなっていた。

“本当に…、本当に観れるんだ…”
その感情でいっぱいになった。

EARTH STAGEの無理なく行けるところまで前に行くと、歓声が。

すでにステージにはメンバーがいて一人一人サウンドチェックをしていた。
そこから「NUM−AMI DABUTSU」のイントロを合わせて、
向井秀徳が「また来週!」と言い、メンバーはステージを去った。

それだけで、興奮が治らなかった。

ライブが始まって一挙手一投足も、一音一音を逃すまじと集中力を注いだ。
ラスト3曲の「TATOOあり」からの流れは特に圧巻だった。

「TATOOあり」の田渕ひさ子のギターソロに大いに痺れ上がった。

全体を通して中尾憲太郎の太くてビリビリくるベースに、
アヒトイナザワのビシビシと鋭いドラムにも興奮ものだった。

最後の「IGGY POP FANCLUB」を終えて、向井秀徳の「乾杯」の後メンバーが各々ステージを去りライブが終了。

興奮が治らないのとともに、何歩か歩いたのち腰が抜けて立てなくなってしまった。
まさに放心状態だった。

ようやくNUMBER GIRLを観られたんだという感慨の深さと、
生のNUMBER GIRLの轟音の凄まじさからくるものだった。

どうにか立ち上がってコンコースのベンチに座り、余韻に浸る。

帰りに物販でNUMBER GIRLのTシャツを買って、ホテルへの帰路についた。

またNUMBER GIRLのライブを早く観たい、またNUMBER GIRLの轟音を浴びたい。
そんな事を強く思った。

ホテルに帰ってからの入浴後の夕食で、ひたすらNUMBER GIRLを聴き続けていた。

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