見出し画像

飲むのが好きだったジュースを成功した時の小報酬にしたら、ジュースの他に自分にとって良い点に3個気づく事ができた

家事や仕事を行った後に、小さくでも良いので報酬があると嬉しいと思うことがある。
その報酬に関しては自分の手に負える範囲のことであることが前提としてであるが、そこに自分が普段から何も考えずに愛用している嗜好品、とりわけ欲望が関わってくるものが良いのではとふと感じた。

個人的にはジュースを飲むことが今まで多かったが、最近は水と炭酸水、お茶を中心として生活をしている。
とはいえ、たまにはジュースを飲みたくなる時がある。
しかし、それで毎日毎日飲んでしまうとお金もかかりなおかつ体も重くなってしまう。

そこでジュースを飲む機会を成功した時の小報酬としてみようかと考え、2個のシュチュエーションで実行した。

  • 1個目は平日の仕事をやり切った後に、1本だけスーパーでジュースを買い入浴時に飲むということ。

  • 2個目はとある場所でやる作業をTodoリスト化して、その作業を1個ずつクリアしてそこのフリードリンクで飲める紙コップのジュースを一杯飲める権利を自分に付与するということ。

この2個のシュチュエーションを実行してみた結果3個の良い点に気づくことができた。

1点目はメリハリがついたこと。
今までは仕事のたびにコーラやエナジードリンク(時にはカフェラテ)を飲んで、夕食の時にもスーパーで買ったジュースを飲んでということが多く、メリハリが全くない状態になっていた。

今回ジュースを飲む機会を限定したことによって、飲み物をスイッチとしたメリハリをつけることが出来ることに気がついた。

2点目に体の調子が良くなったこと。
どうしてもジュース類を飲み過ぎてしまうと身体のだるさが出てきてしまい、調子を持ち崩すことが多かった。

今回のようにメリハリを付けた時は身体のだるさがなくなり、身が軽くなるのを感じられるほどであった。

3点目は自律の意識と実行力が伴ったこと。
ジュースを飲む機会を限定することによって、普段は飲まないということを決めてそれを実行する力と、決めたことを継続していく自分を律する意識が芽生えた。

それが自分との小さな約束を守ること、それを積み上げることに繋がり自信へと変わっていく。

また、今回の実行がうまくいった要因として、日常の中で無理のない範囲のものを行ったということが大きい。
「もうジュースは一切飲まない」という目標を立てる事もできるが、ジュースを多く飲んでいた自分がそれを継続できる自由のある環境の中で目標を成し遂げられるかというと、はっきり言って「不可能」と言い切れる。

失敗して、諦めてという良くないループが続くことによってメリハリなくジュースを気ままに飲む状況が続き、調子を持ち崩していくという悪循環の継続につながってしまう。

そこで日常の中で「これなら自分にも出来るかな」ということを見極めて、実行していく。
それが成功できたら、自分との小さな約束を守るということがまた積み上げられ、今後もそれを続けようとして動いていく。
失敗したとしてもすぐに投げ出すのではなくて、反省して、「どうすれば成功できるのか」という視点でチャレンジしていく。

成功した時の小報酬と自分の持っている欲望の組み合わせを行うことによって、自分自身の課題を克服することにもつながっていける。
それが自分によってキーとなるアイテムがジュースだったのだ。
(人によってハイカロリーな食べ物やゲームなどさまざまなものに置き換えられる)

自分は日常の中で今回の”ジュースを飲む機会を成功した時の小報酬”を継続していくことにするが、実行したシュチュエーションのうちの1点目に関してはもう少しルールを詰めてみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?