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ニュースピックアップ ゲームチェンジに対応せよ

FXや株式で生き残るために変わりつつある投資環境を理解する必要がある。
すでにゲームチェンジが完了しつつあることに気がついている投資家とそうでないものの間で今後格差が生まれる可能性は高い。

出所:ブルームバーグ


ポイント
・中央銀行の経済政策による経済への追い風が徐々に失われつつある
・今後は経済自身が自立回復されることが期待されるような環境に変化


■コメント

「米国でのレバレッジ規制、国内でのETF買い入れ対象変更という内外の中央銀行の政策によるマーケットへの影響に敏感に反応している」


■日本のゲームチェンジ
日銀は19日の決定会合で、以下の2点について決定。
・ETF買い入れ目安の年6兆円削除
・TOPIX連動型のみを買い入れ

今回の株価の下落は主にこれらが原因。日経225は今後ETFの買入対象から外される。つまり、225を支えていた大型銘柄が下落局面で下支えを失った格好だ。
今後、大きな株価の下落が起こらない限り日銀が措置を変更することは考えづらく、株価上昇のモメンタムが失われる可能性がある。

■米国のゲームチェンジ
米国でもすでにゲームチェンジが行われている。
SLRの条件緩和措置が解除されることで銀行がこれまでのように積極的な米国債の購入ができない環境になってしまった。詳しくはこちらの記事で確認してもらいたい。

■FLAREコメント
こういった環境の変化にいち早く気がついた投資家はすでに利益を確定。
中央銀行の決定が経済に影響を及ぼすためには時間を要するため、今回は利確により相場が下落しているという解釈で良いだろう。

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