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ニュースピックアップ 円安に関しての疑念

年前半は円安トレンドが顕著なトレンドとしてトレーダーの前に現れた。
この円安トレンド、一体どれくらい続くのだろうか。
今回は元となる記事と私のと意見は少し異なる点があるが記事の内容を元に見ていこう。

出所:ロイター通信

■ポイント
・J.P.モルガンの米金利ストラテジストは今年末までに米10年国債金利が1.95%まで上昇すると予想
・仮に現在の日米10年国債金利差との相関関係が維持されたとすると、ドル/円相場は111円台まで上昇
・しかし、記事の執筆者の予想では今後は円安は進行しにくいのではないか
(ここは今回割愛しますので、詳しくは上の記事をご覧ください。)

■FLERE分析
・円安はそろそろ調整に入ってもおかしくない
・調整後、再び円安トレンドへ

詳細を下のテクニカル分析にて見ていこう。

■テクニカル分析

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出所:Trading View

今年に入ってからクロス円全般で円安トレンドが進行しているのはご存知の通り。
その立役者はJXY(円指数)である。
円指数が急落をしたためクロス円全般が上昇したという構図だ。
つまり、円指数に注目することが定石となる。
今回の円指数はすでにフィボナッチリトレースメンとの50%戻しを達成。
また、61.8%は強力なサポートラインになっている。
さらに下記のレポートで示しているようにIMM通貨先物ベースで円のロングの持ち高はすでに解消されており、ショートの出来高が積み上がりつつある。


一旦この円のショートポジションを整理してからのほうがトレンドに弾みがつきやすい。
(詳しくは明日に続く)

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※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
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