見出し画像

にほんご ひらがな

水曜日にmasami999さんの「たましい」という詩を
読みました。
魂を「たましい」と書かれている
その「ひらがな」を見ただけで、
懐かしいような
なんともいえない気持ちが湧き上がりました。
幼い頃、最初に覚えた私の旧姓の氏名が
3文字入っているせいか、
それとも、
このところずっと漢字ばかり見てきたせいか、
心の中に、陽だまりのような
「やさしい ひかり」が差してきました。

この詩の一言一言が、
全て今の私に必要な言葉でした。
その日はずっとmasamiさんの詩の
「あたたかな」余韻が、
私の中に確かにありました。

masamiさんだけではなく、noteの中で
私は皆さんと「にほんご」でつながっていることを
今更ながらうれしく思います。
noteの記事の向こう側にその人の暮らしがあり、
その人の心がある。記事になる前の種がある。

masamiさんが、コメント欄で書いて下さった
古今和歌集の紀貫之の序文(仮名序)
そのままですね。
「やまとうたは、人の心を糧として、
万の言の葉とぞなかりける・・・」

そして当り前のように使っている「ひらがな」の
美しさや柔らかさを改めて感じました。

やはりmasamiさんに教えてもらった土佐日記の冒頭
「をとこもすなる日記といふものを 
をむなもしてみんとてするなり」
恥ずかしながら、私は
勉強も読書もしてきてないので、
土佐日記の冒頭、すっかり忘れていました。
紀貫之が、女性のふりをして
仮名文字を使って書いたなんて、
習ったような気もしますが、
全く覚えていません(^_^;)
noteはじめてほんとに良かった。
自分の無知を知りますね。

「にほんご」を「ひらがな」を
こんなにも美しいと思う今の心境が
うれしいです。
紀貫之に私も感謝です😊

久しぶりに薄茶を点てました。

お薄をどうぞ💚


紀貫之と同じ時代に生きた在原業平と
小野小町の和歌が書かれています。
結婚する時は、和歌より絵が好きで
実家から持ってきたのですが、
まさに人の心も「移ろうもの」😊

今朝早く、その和歌を声に出して読んでいたら、
夫と息子が一緒に口ずさんでくれました。
「ひとりきり」が一番好きですが、
家族の存在に感謝する瞬間でした。

昔の本を引っ張り出して見ました。


優しい、柔らかい「ひらがな」ですが、元々は、
漢字を元にして生まれました。
力強い漢字の要素もそこには含まれていますね。

ご縁があって、私の拙い記事を読んで下さる方が、
ご自身の「たましい」の中に
「必ずある光り」を輝かせ、
優しさだけではない、
「しなやかなつよさ」を大きく育て、
より健やかに過ごしていかれますようにと
願いつつ、
私自身もそのように
生きていきたいと思います。

なんだか無理矢理まとめた感が拭えませんが(^_^;)

読んでくださってありがとうございます。

良い週末を💚








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?