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今頃知った「あらせいとう」
(↑ 今朝のあらせいとう)
新川和江の「わたしを束ねないで」という詩。
冒頭の
「私を束ねないで
あらせいとうの花のように
・・・」
あらせいとうって、どんな花なんだろうと昔思った記憶があったのに、今の今まで調べなかった。なぜだろう?植物好きなのに。
「わたしを名付けないで
娘という名
妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
座りきりにさせないでください
わたしは風
りんごの木と
泉のありかを知っている風 」
ここの印象があまりに強くて、私の心はずっとここにとらわれていました。風かあ・・私の心は風とはほど遠いなあ。肩書の中にずっと座ってるなあ。
自立した自由な精神を持っている人への、嫉妬のまじった憧れとコンプレックス。それが強すぎたんですね。
長い間、「あらせいとう」と聞くと、心の中がちょっとちくっとする感じでした。調べてみようとも思わなかった。
この詩をあまり読みたいとも思わなかった。
そしてなぜか昨日、ふと読みたくなって、「わたしを束ねないで」を検索して読みました。
「あらせいとう」にはじめて気持ちがいきました!
そして調べてみたら、
「ストック」じゃありませんか!!!
びっくりです!
ストックだったの!
私が毎年欠かさず苗を買っている大好きな「ストック」だったなんて。
何だろう?
よくわからないけど、ストックなら束ねられてもいいかなって思いました。
そういうことじゃない(^^;
自分の心が昔より、自由になっている感じがしました。
noteのおかげかもしれない。
詩の最初の「あらせいとう」に思いがいったことがうれしいです。
自立もしてないけど、昔より自由な心にはなっているのかもしれない。
心の中に刺さっていた小さな針がとれたみたいにうれしいです。
人にとってはどうでもいいこと。
でも、生きているとこういうこともありますね。
年を取ることって、いいことだと思います。
「今の自分」を認めながらも、なにものにもとらわれない自立した自由な精神に向かって一歩一歩、歩いていこうかなと改めて思いました。
新川和江さん、素敵ですね。
そしてあらせいとうは良い香りです(*^-^*)
それでは今日も深い呼吸を意識して、笑顔になって、
体も心も柔らかくほぐしていきましょう。
あなたにもうれしいことがありますように♡
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