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過去に問題を見つけて満足してない?


もうかなり前、私がまだ美容系のお仕事がメインだった頃に、ご主人と心がすれ違っている女性のご相談を受けました。

「数年前は夫の方が子どもを欲しがっていたのですが、その頃の私は仕事が楽しくて。今出産を考えられるギリギリの年齢になって、夫に子どもを作らないかと言ったのですが、『二人でもいいんじゃない?』って。
数年前に私がうつ病になったこともあって、年齢を重ねてからの出産が心配だとも言っていました。夫も忙しいし、私より歳上だし。

それはまだいいんですけど、
『僕たち別れた方がいいかな?』
って言うんです。
私は夫の側にいたいし、
『あなたが望まないなら子どもはいなくてもいい』と言ったんです。それで収まったし、それ以来喧嘩にもなっていません。だけど、私はもう要らないのかなって不安になってしまって」

「あ、そういうのとは違うみたいですね」

私には、この方がご主人から愛されていないように見えませんでした。だけど、愛の形が普通の夫婦とはまた違うようで…。
これは、お二人の関係以外の何かが関係しているかもしれない。

「あなたはどこかで、ご主人の幸せのためなら自分を犠牲にしても良いって思ってたりしませんか?」

「ああ、そういう所あるかも」

「ご主人って、父親的というか、庇護者みたいな感じあります?」

「歳が離れているせいかもしれませんが、そういう所はありますね」

「あなたかご主人のうちどちらかが、中国好きだったりします?」

「2人とも好きです。なぜ解るんですか?」

「ご主人とあなたは、主従関係だったみたいです。中国で」

「ええっ?」

「ここからは、ファンタジーだと思って聞いてくださいね。その人生では、あなたは結婚もせずにご主人に仕えていたみたいですね。
ご主人は、何度も結婚して幸せになれとあなたに話しています。
しかしあなたは、結婚なんて興味ないですと。でも本当は、結婚して家族を持つと、今までのように100%ご主人のために生きることが出来ないと思っていたからみたいです。そしてご主人の方も、あなたのその思いを見抜いていたみたいですね」

「じゃあ、私が子どもが欲しくなかったのも、夫より大切なものを作りたくなかったから?」

「それはまた違う気がします。それは多分先ほど仰ったように、単に仕事が楽しかったからとか、純粋に現世のあなたの選択でしょうね。『なぜか欲しくない』という感覚でも無かったでしょ?」

「はい。ちゃんと理由がありました」

「お互いに大切に想い合っているんですよね。ご主人の方は、男性で歳上でもあるから、昔と今と想いにギャップが少ないのかも。でもあなたは女性として愛されたい気持ちもあるので、そこですれ違っている感じがします。
そして、過去のご主人はどこかであなたのことを自由にしてやりたい、自分が自由を奪っている、自分の元を離れたら幸せになると思っていたので、それと今の状況が妙にリンクしてしまったというか」

「そうですか…」

「なぜこんな話をしたかと言うとね、今のご主人とあなたが過去世に引っ張られているからなんです。
あなたの方だけでも、『相手の幸せのために身を引く』とか『自分は必要ないのかも』という考えをやめて、一緒に居たいから一緒に居るんだ!と決めて、ちゃんと伝えることが第一歩かもしれませんね」

「はい…」

「ご主人なりに、いつもあなたを大切に思っていますよ。」

彼女が泣き出したので、大丈夫ですか?と声を掛けると。

「悲しいわけじゃないんです。浄化の涙って言うんですかね。それになんだか、私が泣いてる訳じゃないみたい」

この頃はまだ今のように要らなくなった感情を体の外に出すエネルギーワークが出来ていなかったので、たくさん泣いてデトックスして貰って、平行世界から一番良い世界線を持ってくるオービットトランスファーで仕上げました。

数日後に、こんなメールを頂きました。

「夫にちゃんと、ずっと一緒にいたいって伝えました。少し前までは、『要らないと思われていたらどうしよう』って思ってましたけど、今は『私が一緒にいたいからいるんだ!』て、開き直ってます!なんかスッキリしちゃった。なんで悩んでたんでしょうね」

ごく稀に、こうして過去世が絡んだ問題もあるのですが、過去世にしても現世の過去にしても、とにかく過去が絡んでる時は「過去のこの出来事や関係性が発端だ」って知ることでなくて、その先の「今はもう関係ないから、大丈夫!」って手放すことが大切だと私は思っています。

知ったら体の外に出すことです。

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知るってこれで言うと第一段階だからね。笑

ちなみに、「私のトラウマはこれ!」
って何回も言ってると、むしろ存在を大きくしちゃうので注意です。

◾️もっと詳しく知りたい方は…https://suzukimina.com/about.html



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