フォローしませんか?
シェア
僕の中の赤は歳と共に茶色に変化した。 黒になるのも時間の問題だろう。 若い頃は熱を帯びる…
激しく降る感情に濡れた体を シャワーで洗い流す。 シャワーを浴びる事ですら面倒だ。 だと…
いつかやろうと思っていた事も忘れ いつか行こうとしていた場所ももう無くなってしまった。 …
この街で僕は何を得たのだろうか。 寝ずに見た夢は 寝て見た夢と同じだった。 それは忘れた…
道に迷ってしまった。 そんな時は家族や友人、知人に教わって 迷いながらも なんとか進んで…
静寂の音を聴く。 それは耳鳴りのように 痛みを伴う。 すれ違いが沈黙を生み 元々そうであ…
普通はそうじゃないと彼女は言った。 僕は普通という言葉が嫌いで それを聞いて不機嫌になった。 そう嗜められて思うことは 普通とは一体何なのかという事だ。 そして、その普通というものが 本当に求められているのかという事だ。 何でもかんでも自分を出しては 生きていけないのもわかっている。 一度外れたレールはひしゃげてしまって なかなか元に戻らないのもわかっている。 ひしゃげたレールで事故を起こして 痛みを伴って正気に戻るしかなくなるのだ。 普通じゃないと