見出し画像

薬膳コーラの作り方

レシピは最後に記載しています。作り方動画とともに説明していますので、最後のレシピ部分が有料になります。

1、薬膳コーラを作ろうと思ったワケ

2年ほど前にクラフトコーラというものを知り、クラフトコーラのシロップを買って飲んだことが始まりです。そのコーラはとってもおいしく(市販のコーラよりずっとおいしい)、クセになる味でした。その時このシロップがとっても高かったのでお値段1万円以上するボトルを2本ほど買って、無くなった時にとっても残念だったことを覚えています。

それから、どうしてもコーラの味が忘れられなくて。

でもクラフトコーラは高いので次は買う気になれない…

最近クラフトコーラが流行ってきているので、安くて5000円くらいで売っているのも見かけます。でも5000円でも高いですよね。

そんな時に、「コーラを手作りできるのか?」と疑問に思い、検索をすることに。コーラのレシピは門外不出。と言われています。そのレシピを一生懸命再現している人がいて、私も体にいい成分だけを使って自分の配合で作ってみようと思いました。

ネットとyoutubeを見ながらコーラレシピを研究し始めました。この時にスパイスや薬膳も必死に勉強して、どういうものがいいのかも考えながら作っていきました。

コーラレシピを探し始めて試作を30回ほど。スパイスと漢方、薬膳を勉強しながら試行錯誤していました。半年以上経ち、自分が飲んでいて食後に胃がもたれない、疲れた時にすぐ回復できる、朝の目覚めも良くなる。などいいことも増えてきました。

やっとのことで、美味しくてこのくらいの配合ならできる。というところが見えてきたのでレシピを公開することにしました。嬉しいことに白髪もちょっとだけ減って、髪の中には途中から黒髪になっているのを5本ほど見つけました。

少なくとも体には良いものしか入っていないし、飲んでいて飽きないのでずっと作り続けています。(白髪が減るかどうかは人によると思います。ただ、髪に良い成分は入っています)

コーラに使っている黒糖には鉄分や亜鉛も含まれており、その成分を効率的に吸収できるライムのビタミンも入っています。そして、後にも説明しますが、数種類の体の巡りを良くしてくれる薬膳のスパイスとともにとっても相性のよい組み合わせで構成しています。

実はコーラの味で大切なのは、「砂糖の種類」だということが判明し、黒糖だけでも粉や、ざらめ、オリゴなど、色々な砂糖で試してみました。

でも私のレシピはそこまで気にしなくても大丈夫ということが分かったのと、だいたい普通のスーパーで売っている黒糖と食材でカンタンに作れてしまいます。味もとっても美味しいです。

もちろん、自分なりのこだわりの材料でつくるのも、おススメです!

2、それぞれの材料の栄養成分とその内容

材料の多くに使われているのが「黒糖」私がこれを選んだのは、コクがあり体にいい成分が含まれている割に、おいしくできることです。コーラは通常砂糖を焦がしたカラメルを使うのですが、私の作るコーラは「カラメル」の代わりに黒糖の漂白されていない黒色と、ミネラルで味を出しています。

黒糖は砂糖と比較してカリウムが白糖の200倍以上も含まれており、血糖値を下げると言われています。ミネラルも豊富で、とにかく普段不足しがちなミネラルをきちんと補給できるだけでも体にはいいことですね。

【黒糖の栄養】

はちみつと比べてもミネラルがとっても豊富です。

画像1

沖縄県黒砂糖協同組合より

薬膳で言うと、黒糖は体を温め、冷えや食欲不振、疲労回復や下痢の改善をするほか、風邪予防や月経痛や月経不順にも有効と言われています。婦人科系の悩み解消にもいいですが、黒糖そのものはミネラルの豊富な砂糖ですので、男性でも多く摂取してもらいたいです。

市販の飲料は砂糖が大量に使われているのは、皆さんご存じ。でもこのシロップだったら自分でどのくらいの砂糖を摂取したか分かりやすいです。

だいたい薬膳コーラで同じくらいの甘さでも市販の飲料の1/3くらいの砂糖を摂取しているだけなんですよ。とってもメリットを感じますよね。最近の飲み物は砂糖を使っておらず合成甘味料も多いので安全性も気になるところ。

子どもには、体に安全なものを飲ませたいと思いませんか?

---------------------------------------

【ライム果汁の栄養】

次に多く使っているのがライム果汁。ライム果汁はクエン酸を多く含み、疲労回復に有効です。またポリフェノールの一種であるヘスペリジンという物質も含まれており、血流の改善に良いと言われています。

ライム クエン酸

農林水産省 特集2 香酸かんきつ(1)より

ビタミンも多く含まれており、ビタミンと黒糖に多く含まれるミネラルとの相性がとても良いのです。

-------------------------------------------

また、他にも多く配合しているスパイスは、「漢方」や「薬膳」であり、体の正常化を助けてくれる素材になります。少し説明を入れておきます。

【シナモン】

漢方だと「肉桂」(ニッケイ)といいます。桂皮アルデヒドという成分が末梢血管を広げてくれる、毛細血管を若返らせる効果があると言われています。体を温める作用はショウガ以上と言われています。

クスノキ科ニッケイ属の樹皮の樹皮からとれるもので、その効果は血糖値を下げる、悪玉コレステロールの値を下げてくれるなど、期待できることが多くあります。黒糖のミネラルと合わせて毛細血管の隅々まで多くの栄養を届けるイメージで、配合しています。ただし、シナモンの選び方には注意が必要なため、レシピの説明で最後に注意点を書いておきます。

【コリアンダー】

コリアンダーはパクチーを乾燥させて粉末状にしたものです。パクチー自体は強力なデトックスが期待できる野菜ですが、粉末状のものは胃の働きを助け、ストレス解消などの働きがあります。

ビタミンが豊富で、強力な抗酸化能力が期待できます。食欲を増進する、胃を元気にするイメージで配合しています。

こちらも食べ過ぎると皮膚病を悪化させることもあるので、いっぱいコーラに入れればいい、というわけではないので、皮膚にトラブルが出やすい人は量を少なめにするなどということを覚えておいてください。

【ナツメグ】

漢方では肉豆蔲(ニクズク)といい、特に体を温める働きをします。古くから治療にも取り入れられてきた漢方です。整腸作用もあり、シナモンとの相性がいいスパイスです。デトックスや若返りにも効果があると言われています。マグネシウムやカルシウムも多く含まれており、コーラを飲むことでこのような栄養素が補給できるのも嬉しい限り。

3、毎日飲める美味くて、体にいいジュース。

「罪悪感ゼロの薬膳コーラ」

これらの栄養を含めて毎日の生活に取り入れることで、体にいいものを接摂できる飲料というのはとても理想てきではないでしょうか。また、このような素材は1つ1つが高価なので、私がこのあとお伝えするレシピで作ったものを市販化しようと思うとどうしても5000円~くらいになります。

そのくらい高価な材料をしっかりと使っているので、自分で作れるようにしておくのはとってもメリットのあることだと思いますし(自分で作った場合の材料費は1500円くらい)、この配合を何度も作っていれば、自分に合うスパイスや気になるスパイスを今後入れても作れるわけです。

飲むタイミングは特に気にしなくてもいいですが、コリアンダーも含まれていることから、夜のお酒の代わりに。朝起きて。お昼に。という感じにも使えますし、疲れた時の甘いものの代わりに飲んでも、頭がシャキッとしていいです。

シロップは牛乳とは合わないのですが、紅茶に入れたり、お湯で割っても飲めるものです。気温に合わせて、気分に合わせてもいいです。

このあと薬膳コーラのレシピを載せますが、こちら事前にお友達に教えて作ってもらっているのですが、「めちゃくちゃ簡単だった」とのことです。このレシピ、配合さえメモしておけばとっても簡単に作れてしまうのです。

材料さえ集めておけばだいたい15分くらいで作れます。ちょっとしたコツも書いておきますので、そちらも参考にどうぞ。

配合は自分で何度も作って、甘すぎず、酸っぱすぎず適度に美味しく、飲めるような配合になっています。材料の選び方のコツも書いておきます。

4、薬膳コーラの材料、レシピと作り方

【用意するもの】

ここから先は

1,782字 / 5画像

¥ 3,400

いつも見てくださりありがとうございます😊