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昭和~平成に想いを馳せて

現在、レトロなもののブームが巻き起こっており、その勢いはとどまるところを知らない。さまざまな分野において愛好家がいる。

私も愛好家とまでは言えないかもしれないが、昭和~平成初期のものが好きな人間のひとりである。何故かわからないけれど、そういったものを見聞きするとすごく心がときめく感じがする。私自身の世代からは若干外れるので、実際にそれを体験したわけではないのだが、純喫茶、ちょっと古めのラブホテル、ネオン看板、昔の街並み、J-POP・・・インターネット上でそういった写真を見たり、実際そういった場所に足を運んだり、音楽を聴いたりするのが大好きである。

そんな中でも純喫茶は足を運ぶ機会が多い場所だ。私はたいていナポリタンを注文することが多い。昔ながらの太麺にケチャップが良く絡んだ、具沢山のナポリタン。考えただけでも美味しそうだ。ちなみに、私が今まで行った中での一番のお気に入りは東京・高田馬場にある「ロマン」のナポリタンである。此処はお店の雰囲気もよく、アクセスも駅から近いので本当におすすめである。気になる方はぜひ足を運んでみてほしい。(5年ほど前ですが、ろあ自身が行った時の写真を掲載しております)

あとは最近は昔の街並みにも興味がある。普段見ている街で、昔はこういうお店があったんだと知るのが楽しいと感じている。今はもう存在しないものの姿だからこそ見ていると惹かれるものがあるのかもしれない。

最近はレトロブームに乗じてか、ガチャガチャなどの景品で80年代~90年代を彷彿とさせるものを販売することも増えてきている。喫茶店の内装のミニチュア、よくある街看板のミニチュア、レトロなお菓子柄のポーチなど・・・どれも心ときめくものばかりである。中でも私がとても良いなと思ったのが、ホテルキーのキーホルダーと、スナックのライター風のキーホルダーである。どちらもクリアカラーのボディに架空の店名がプリントされているのだが、フォントも含めて絶妙なリアルさなのである。

そんなレトロなもの大好きな私だが、今一番体験してみたいと思っていることがある。それが、回転ベッドである。

昭和の時代にはいくつものラブホテルに設置されていたようだが、どうやら法改正や老朽化の影響で、現存しているものはどんどん少なくなってきているらしい。Twitterで画像を見たり、YouTubeで動画を見たりするたびに、その非日常的な見た目、煌びやかさ、エンタメ性にとても惹かれた。まして、ただでさえこんなにも素敵なものなのに、この空間で数多の愛欲が渦巻いていたと考えるととても興味深い。どうやら、近場では宮城県大崎市の「赤いくつ」というホテルに現存するらしく、近場といってもなかなか遠いので難しいかもしれないが、どうにか近いうちに行ってみたいと思っている。

ここ最近はそういった古き良きものだけでなく、レトロなものをオマージュした新しいグッズや音楽を創作する動きも多くみられるようになってきているように思う。私も素敵な時代に想いを馳せながら、これからもずっとレトロなものを愛でていきたいと思っている。

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