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ノラカドウ_発見20 どんなサウンドが鳴っている?

この物件は一見分かりやすく綺麗?と思うんだけど、でもなんだろな?変な感じがする。なんだか和風とも洋風ともつかない変な空気感。和風に見えるのは、たぶんそれは紅葉のせいだって思いましたが、一方で洋風と繋がるような、例えばイルミネーションとかクリスマスツリーのような賑やかさも画面に漂います。このどっちつかずのイメージを認識としてどう収めていいのかが分かりません。グッとくるものが有ったので写真に収めたのは確かなんですが……… で、この写真を外国の方に見せたらどう思うのか?ってのが気になりはじめました。具体的に言えば、彼らにとって紅葉の葉はどんな風に見えるのか? 日本人だったら「ああ紅葉ね」「秋だよね」と言う具合に日本人的コンテキストの中でそれを認知してしまいますが、彼らにとってはそれはどうなの? 外国といっても様々なわけで、南の国もあれば、北の国もある。風土・環境・文化が違うところで、この写真の意味するところはそれぞれ違うんだろうなと思う訳です。 ところで、もう大昔になっちゃいますが、いわゆる洋楽を聴いていた極東の中学生=私は、まるっきりのサウンドとしてビルボードのヒットチャートを聴いていたわけです。言葉がワカラナイままに音楽を聴くと言う素晴らしい体験をしています。サウンドとしての洋楽って要するに抽象度の高いアートということですね。そういう抽象度の高いアートとしての音楽と、この写真がどう結びつくのか?みたいな事が気になります。どんなサウンドが想起されますか?という質問を、色々な国の方々にしてみたいような気がします。 あ、それから、これはノラカドウか?ってことにも言及しておきます。ものすごくノラカドウ度が低いです。人為の在り方が薄い感じがします。でも様々な国の人達のココロのうちに、これがどう映るのか?を考えた瞬間にノラカドウ度が上がるみたいなヘンテコな感じ。そのヘンテコさにおいて、今回の物件もノラカドウ認定と言うことにしておきます。

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