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ノラカドウ_発見27 少女漫画的タケノコの図。

よ〜く手入れが行き届いていたなずなのに、なぜここに筍が? というか竹になりかけてますけどそれは置いといて、竹林の中に紛れるように生えてるのが筍が、何故か一面の花畑的ツツジの植え込み?に存在するだけで、もうなんだか「おっかしい」のです。思うに、これは人為のなせるところからこぼれ落ちてしまうカタチで出現したノラカドウ物件じゃないの? だって金網の向こう側には、しっかりと管理されてそうな竹林が見えます。この花畑的ツツジの植え込み?も多分造園的に管理されたナニかだと思います。そこに地下茎で伸びてきた筍が顔を出したら、なんだか筍的物語性から逸脱した様になった。そう思ったら、じゃあこの物件の物語性って何よ?って問いも立てられそう。ちなみに、自分にはこれがちょっと古めの少女漫画に描かれたオジさんに見えるのです。何故か中年なのに細身、なおかつヒゲの似合わない細面みたいなオジさんって登場しません?まあ私だけの妄想かもしれませんが、でもそう見えちゃう。見る人がそれぞれにこの物件に感じる違和感から妄想を膨らませて楽しむと良いと思います。というかこれに違和感を感じない人に、自分は違和感をおぼえちゃうけど… それから、今まで考えたこともなかったけど、筍ってなんだか強固な物語性(土とか男とかその類ね)を持つものとして認知してされてきたのだな〜と、この違和感で気づきました。というわけで、今回の物件は「少女漫画的タケノコの図」ということでドーゾよろしくです。

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