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5歳の息子も役に立てることを探していた

小学二年生の娘はバレエを習っています。二年生から平日に週2となり、どうやって送り迎えしようかと悩んでいたら、そのタイミングで私も夫も在宅勤務となり、髪の毛をまとめたり、送ったりも少し抜けてできるので、特に問題なくやっていました。

しかし、来週、私は娘のバレエの日に朝早くから夜までの仕事になってしまい、髪の毛をバレエ用のお団子(シニヨン)にまとめることができないので、はじめて夫に頼むことにしてみました。

本当は娘が自分でできると良いのですが、、やる気もないのか、ママいないの?じゃあ、パパよろしくーというモードです。

とりあえず、夫に、教えてみました。

まずは、ある程度ポニーテルを作って、
水スプレーかけてきっちり整えたら
このジェルをつけて固めて、
この輪っかじゃないゴムをぐるぐるっと三周して、
最後は固結びじゃなく2回ねじって。
あー、それじゃあゆるいから、もっと根元で。
そうそうそれでポニーテールね。
もう少し高い位置がいいけど。
そのあと、ネットに髪の毛入れて、
8箇所くらいピンで止めるんだけど、
このUピンを縦方向にさして
そのあと、ゴムに刺さるように中央にさす。
それ、刺さってないよ。
刺さってないと抜けるから、しっかりグッと。

文字だけで絶対伝えられないのですが、、、初めての夫も悪戦苦闘。

そんな私たちをよそに、息子は一人でお絵描きをしているようでした。途中で、他の部屋に何かを探しに行って、またお絵描きをしています。

何を書いてるのかな?と見ると、紙にはこう書かれていました。

他の部屋に取りに行っていたのは娘のあいうえおの表でした。

あー。「む」がわからなかったんだよねー。

と息子は少し恥ずかしそうに言いました。

どうも、夫が悪戦苦闘しているシニヨンを作る工程を忘れないようにメモをしようとしてくれていたようです。

そして、娘のひらがなの表をみながら、最初の工程の「むすぶ」を一生懸命書いていたのでした。

シニヨンを作ったことのないパパにとって難しそうだから、何か役に立てないかと考えた息子が、メモをとろう!と思って、でも書ける字と書けない字があるから、どうしようと思って、あ!でも、全部は書けないけど、全部は読めるから、お手本を見ながらなら書けるかも!と思いついて、時間をかけて書いてくれたんだ!!

たしかに、シニヨンを作る工程は、全然わからないけど(笑)愛が詰まったとっても素敵な「むすぶ」だなとと思いました。

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