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ハリーポッター関係のゲーム 【ゲームタイトル勉強会】 #50

「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓

配信のアーカイブはこちら↓

#50 ハリー・ポッター【ゲームタイトル勉強会】

本日の主な参加者

ふみいち
しんちゃん
ChilEPePPer
ロット
十両
にくまんおとこ
アロエリ
Dice

その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様

1.なぜこのゲームにしたのか

ふみいち
最新作「ホグワーツ・レガシー」が発売されたからですよね。

しんちゃん
そうですね。
あと意外と沢山のゲームが出ているので、過去作を観ていくだけでも面白いかなと思ってご提案しました。

2.プレイ勢・未プレイ勢

・過去作をプレイ済み

しんちゃん(【PS1】賢者の石・【PS1】秘密の部屋 + スマホゲーム)

・ホグワーツ・レガシーをプレイ済み

ChilEPePPer
かがみ

・未プレイ

ふみいち
にくまんおとこ
アロエリ
ロット
十両
Dice
視聴者 7名

ふみいち
こうなる気はしていましたが、やはり過去作をプレイしたことがある人はしんちゃん以外いませんでしたねw

2.ハリー・ポッター とは

しんちゃん
軽くですが簡単な概要の資料を作ってきました

※以下、しんちゃんの資料から抜粋

ファンタジー小説

イギリスの作家J・K・ローリングが
1997年-2007年にかけて書いたファンタジー小説シリーズ。(全11巻)

1990年代のイギリスが舞台。
両親を亡くした少年ハリーが11歳の誕生日に自身が魔法使いだと知らされ、
ホグワーツ魔法学校に入学する。

その学校生活と両親の仇であるヴォルデモート卿との闘いを描いた作品。

映画

2001年-2011年にかけて映画化。
原作と一部異なる部分もありつつも映像化された魔法の世界は評判が高かった。
書籍に加えて映画でも認知度が向上。
様々なIPの展開がされている。

ゲーム

その中にはゲームもある。
原作・映画のナンバリング作品以外にスピンオフ作品も幾つかある。

・原作と同時系列のシリーズ
・Lego Creatorシリーズ
・クィディッチなどを抽出したスピンオフ系

3.過去にどんなゲームが出たか

ふみいち
ポータルサイトのようなものは無いのでWikipediaになってしまいますが、過去作を観ていこうと思います。


映画とゲームの関係など

ふみいち
まずは2001年に、「Lego Creator: Harry Potter」と「Harry Potter and the Philosopher's Stone(ハリーポッターと賢者の石)」という2タイトルが発売されているんですね。

にくまんおとこ
ん?でもこれ、プレイステーションとPCは同じゲームでもおかしくないと思うのですが、ゲームボーイカラーで同じゲームなわけは無いですよね?

ふみいち
そこ掘り下げちゃいます、、、?

しんちゃん
はい。実は、PC版、プレイステーション版、ゲームボーイカラー版、ゲームボーイアドバンス版、タイトルはすべて同じ「ハリーポッターと賢者の石」なのですが、4つともすべて別のゲームです。ストーリーもゲーム性も全くの別物です。

Twitch視聴者 コメント
なに…!

しんちゃん
また、パブリッシャーは 全てエレクトロニック・アーツなのですが、開発はプラットフォーム別に3社が行っているようです。 PC版とPS版は別々の開発会社で、ゲームボーイカラー版と、ゲームボーイアドバンス版は同じ開発会社ですね。

ふみいち
全く別のゲームを同じタイトル、同じパッケージイラストで作っちゃうってなかなか無いですよね。

しんちゃん
補足をしますと、エレクトロニックアーツは「ハリーポッターと賢者の石」の映画が公開された二週間後にゲームの発売を行っています。
ライセンスを契約したのが2000年8月、映画が公開されたのは2001年11月4日、ゲームが発売されたのは2001年11月16 日になります。

という事は、もちろんゲームの制作中には映画もまだ制作途中ですので、ゲーム制作チームはどんな映画になるのかほとんど情報が無い中で作っていたみたいです。
なので、それぞれが原作小説から抜き出してゲームにしているという感じです。

ふみいち
Wikipediaによると2003年に発売された「ハリーポッターと賢者の石(PS2)」は映画の内容に即した内容だったと書かれていますね。

Dice
まるで他のが映画に忠実じゃないみたいじゃないか

ふみいち
まぁ、映画も作ってる途中なんでしょうし、映画の内容がわからない状態で開発してるんでしょうね。

しんちゃん
そうですね。例えば、原作小説では「ポルターガイストのピーブス」というキャラクターが居るのですが、これは映画では登場しませんが、ゲーム版だと登場していたりします。

にくまんおとこ
おお!じゃあそのピーブスのビジュアルを見るためには、ゲームをプレイするしか無いんですね!それはそれでちょっと興味が出ちゃいますね!

ふみいち
なるほど。開発陣は原作小説を読み込んで、どこが映画に出てきそうか想像しながら、それぞれ作っていたのかもしれませんね。


2001年 5本のゲームが発売

ハリーポッターと賢者の石
映画公開:2001年11月4日
ゲーム発売:2001年11月16 日

Lego Creator: Harry Potter(Windows)

ビルディング ブロック セットのLego Harry Potterブランドに基づいた建設および管理シミュレーション ビデオ ゲーム

https://en.wikipedia.org/wiki/Lego_Creator_(video_game)#Lego_Creator:_Harry_Potter

Harry Potter and the Philosopher's Stone(Windows/Mac)

三人称視点のアクション&パズルゲーム

ストーリーラインは、ハグリッドのドラゴンであるノーバートの救出、賢者の石の周りのさまざまな保護を通り抜け、最終的にヴォルデモート卿を倒すなど

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Philosopher%27s_Stone_(2001_video_game)

Harry Potter and the Philosopher's Stone(PlayStation)

三人称視点のアクションアドベンチャーゲーム

ゲームは 7 つのセクションに分かれており、そのうちの 4 つを自由に再訪し、探索して収集品を見つけることができます。
最終的にはヴォルデモートを倒す。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Philosopher%27s_Stone_(2001_video_game)

Harry Potter and the Philosopher's Stone(Game Boy Color)

ポケモンやファイナル ファンタジーなどのゲームに似た、ロールプレイングゲーム

ハグリッドがハリーをダイアゴン横丁に連れてきたところから始まるが、以降は原作小説に忠実な内容。
呪文は戦闘に使用するのみ。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Philosopher%27s_Stone_(2001_video_game)

Harry Potter and the Philosopher's Stone(Game Boy Advance)

ゲームボーイアドバンスは見下ろし型のパズルゲーム

プレイヤーはホグワーツを探索し、チャレンジスターやポーションの材料など、特定の数のアイテムを集めるというチャレンジを行う

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Philosopher%27s_Stone_(2001_video_game)

しんちゃん
海外のYouTuberさんが詳しく説明してくれていて、ゲーム画面の比較もしてくれていますので共有しますね。
正直今日は、このYouTuberさんに頼りきりにならざるを得ないと思いますw


2002年 6本のゲームが発売

ハリー・ポッターと秘密の部屋
映画公開:2001年11月15日
ゲーム発売:2002年11月15 日

ふみいち
同日に発売されてる!
またこれ映画がつくられている途中で作ってるんじゃないかな?

しんちゃん
気づかれました?w
ただ一応、賢者の石が公開されているのでビジュアルはわかるのでね!

Harry Potter and the Chamber of Secrets(PlayStation)

PS版の「ハリー・ポッターと賢者の石」の続編。
ホグワーツのいくつかの場所が拡張または移動され、ストーリーの進行に合わせてプレイされる新しいミニゲームが追加された。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Chamber_of_Secrets_(video_game)

Harry Potter and the Chamber of Secrets(PlayStation 2, Xbox and GameCube)

ゲームの他の 3 つのコンソール バージョンの間にもわずかな違いがあります。
ストーリー的な情報は無し。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Chamber_of_Secrets_(video_game)

Harry Potter and the Chamber of Secrets(PC/MAC)

コンソール バージョンとはまったく異なるレベルとゲームプレイ。
賢者の石(PC)と同じグラフィックとキャラクター デザイン

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Chamber_of_Secrets_(video_game)

Harry Potter and the Chamber of Secrets(Game Boy Color)

ロールプレイングゲーム。
ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャー、ギルデロイ・ロックハートを操作できる

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Chamber_of_Secrets_(video_game)

ふみいち
ギルデロイ・ロックハートを操作できる?!なんでww

Harry Potter and the Chamber of Secrets(Game Boy Advance)

呪文が最も少あない。ほとんどがミニクエストで構成

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Chamber_of_Secrets_(video_game)

Lego Creator: Harry Potter and the Chamber of Secrets(Windows)

「ハリーポッターと秘密の部屋」に焦点を当てたLego Creator: Harry Potterの続編。
より多くのモデル、世界、ミニフィグなど、プレイヤーの創造力を強化するための追加機能が追加されました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Lego_Creator_(video_game)#Creator:_Harry_Potter_and_the_Chamber_of_Secrets

しんちゃん
例の海外のYouTuberさんの解説動画はこちらです。


2003年 3本のゲームが発売

映画公開:この年は映画公開は無し
ゲーム発売:2003年10月28 日

Harry Potter and the Philosopher's Stone(PlayStation 2、Xbox、GameCube)

アクション アドベンチャー ビデオ ゲーム2001 年に公開された映画「ハリーポッターと賢者の石」が基になっているため、2001年に発売されたゲームとはゲームの内容が異なる。他のゲームよりもはるかに映画に忠実だった。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Philosopher%27s_Stone_(2003_video_game)

Harry Potter: Quidditch World Cup
(Microsoft Windows, GameCube, PlayStation 2, Xbox)

スポーツ アクション ビデオ ゲーム
3D・三人称視点
ホグワーツのハウス チームの 1 つ (グリフィンドール、レイブンクロー、ハッフルパフ、またはスリザリン) のホグワーツ インターハウス クィディッチ カップを競う。これに勝つと、各国の代表と戦うワールドカップステージへと進むことができる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter:_Quidditch_World_Cup

Harry Potter: Quidditch World Cup(Game Boy Advance)

スポーツ アクション ビデオ ゲーム
横スクロール・2D
ストーリーの詳細不明。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter:_Quidditch_World_Cup

しんちゃん
ゲーム画面を見たい方は例の海外YouTuberさんの動画をどうぞ


2004年 3本のゲームが発売

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

映画公開:2004年5月31日
ゲーム発売:2004年4月25日

ChilEPePPer
遂に映画の公開よりも先に発売されちゃった!w

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
(PlayStation2,Xbox,GameCube)

ボス戦と探偵セクションを特徴とする肩越しの伝統的な3Dアクション。
各コンソール間で、グラフィックに差があった模様。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Prisoner_of_Azkaban_(video_game)

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban(PC)

以前のPCシリーズと同じ感じのパズル解決ミッション

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Prisoner_of_Azkaban_(video_game)

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban(Game Boy Advance)

ドラゴン クエストのような伝統的なロール プレイング ゲーム

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Prisoner_of_Azkaban_(video_game)

にくまんおとこ
ゲーム画面を観てる限りの話ですが、ストーリーはどのコンソールでも、いままでと違って映画のストーリーに沿って作られているように見えますね。
映画のチームと連携が取れていそうです。


2005年 3本のゲームが発売

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

映画公開:2005年11月18日
ゲーム発売:2004年11月8日

ふみいち
だんだん巻いてる?!

しんちゃん
映画見た後だと何言われるかわからないので先に発売しちゃったんでしょうか?w

ふみいち
あ~。確かにそれなら「このゲームのもっと映像キレイで、すげぇやつが映画で見られるんだ!」っていう期待で終われますしねw

ChilEPePPer
あと急にパッケージが実写になってますねw

Harry Potter and the Goblet of Fire
(Microsoft Windows , PlayStation 2 , Xbox ,ゲームキューブ)

アクションアドベンチャーゲーム。
シリーズの以前のパズル要素は減って、アクション要素が増えたもよう。
プレイヤーは友達と一緒にゲームをプレイでき、魔法と呪文を組み合わせてより強力にすることができます。
キャラクター自体が以前のゲームよりも映画のキャラクターに似ています。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Goblet_of_Fire_(video_game)#cite_note-IGN-1

Harry Potter and the Goblet of Fire(Game Boy Advance)

Wikipediaには情報無し

Harry Potter and the Goblet of Fire(Nintendo DS)

Wikipediaには情報無し

にくまんおとこ
ストーリーは同じだけど、ゲーム性には差があるみたいですね。
かなり映画を彷彿とさせる場面がありますね。

ふみいち
秘密の部屋くらいまではゲームはゲームチームだけで頑張って作ってた感じがありましたが、だいぶ連携が取れているようにみえますね。


2007年 4本のゲームが発売

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
映画公開:2007年7月13日
ゲーム発売:2007年6月25日

Harry Potter and the Order of the Phoenix
(Xbox 360, PlayStation 3, PlayStation Portable, PlayStation 2, Microsoft Windows, Wii)

3D・アクションアドベンチャー
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団の映画に即した内容。
魔法省、グリモールドプレイス、リトルウィンギングなどを舞台にしている。プレイヤーはホグワーツを探索し、魔法の呪文を使ってオブジェクトとやり取りすることができる。

玄関の中庭、舗装された中庭、および特定のフロアの廊下でスリザリン生と決闘できます。ダンブルドア軍団の募集など、映画のストーリーに沿ったさまざまなミッションがあります。

プラットフォームごとに操作方法やグラフィックの違いがあります。

Wiiなどの一部プラットフォームでは、wiiのモーションコントローラーを使って杖を操作することができる

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Order_of_the_Phoenix_(video_game)

Harry Potter and the Order of the PhoenixGame Boy Advance

3D・ロールプレイングゲームだと思われる。
戦闘はターン制とコマンド式を組み合わせたものと思われる。
戦闘に音ゲー要素がある。

Harry Potter and the Order of the Phoenix(Nintendo DS)

3Dアドベンチャーゲームだと思われる。
戦闘があるのかどうかはわからない。
クィディッチがあるみたい。
もしかするとビジュアル面が違うだけで、ゲームボーイアドバンス版と同じゲーム性なのかも。

Harry Potter and the Order of the Phoenix(Mac OS X)

モバイル版のゲーム。内容等、詳細は不明。


2009年 2本のゲームが発売

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
映画公開:2009年7月15日
ゲーム発売:2009年6月30日

Harry Potter and the Half-Blood Prince
(Microsoft Windows,PlayStation 2,PlayStation 3,Wii,Xbox 360,Mac OS X)

3Dアクションアドベンチャー
ホグワーツの探索と、その前身である不死鳥の騎士団と同様に、学校の周りのオブジェクトに呪文を唱えることを特徴としています。
このゲームには、マルチプレイヤー ゲーム、クラス、さまざまな時間帯、クィディッチ、ウィザード デュエル、ポーション作りも含まれます。
ゲームの主人公はハリーですが、ロンとジニーも操作可能な場面がある。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Half-Blood_Prince_(video_game)

Harry Potter and the Half-Blood Prince
(Nintendo DS,PlayStation Portable)

3Dアクションアドベンチャー
DSとPSPは同じゲーム性だと思われる

にくまんおとこ
もうこれは、映画チームと絵コンテやストーリーボード、背景設定などの資料を共有していそうですね。映画に近いカットが多くある印象です。
また、UIがほとんどなくなりましたね。

ふみいち
アンチャーテッドなどに影響を受けているのでしょうか。なるべくUIを減らすことによってシネマティックな印象を与えたい意図があるのかもしれません。


2010年 4本のゲームが発売

ハリー・ポッターと死の秘宝 – パート1
映画公開:2010年11月19日
ゲーム発売:2010年11月16日

Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1
(PlayStation 3,Xbox 360,Wii,Windows)

肩越しの三人称カメラからハリー・ポッターのキャラクターを操作し、三人称シューティング ゲームのスタイルでプレイします。
ヘッド ショットもゲームの特徴。
敵からのダメージを避けるために、プレイヤーが障害物が破壊されるまで障害物の後ろに隠れるカバーシステム。
ステルス ミッションもあり。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Deathly_Hallows_%E2%80%93_Part_1_(video_game)

Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 (Nintendo DS)

上部の画面に地域の地図が表示され、下部のタッチスクリーンにハリーとその周辺の 3D のトップダウン ビュー。
タッチペンを使用して、呪文やオブジェクトを装備したり、敵をタップして攻撃したりする。
マルチ対戦モードあり。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Deathly_Hallows_%E2%80%93_Part_1_(video_game)

Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1 (mobiledevice)

見下ろし型のシューティングRPGだと思われる

Lego Harry Potter: Years 1–4

パズルの収集、探索、解決に比重を置いた、所謂レゴシリーズ。
原作小説の最初の4 冊と、映画シリーズの最初の4作に基づいたストーリー。
マルチプレイあり。

十両
レゴの映画シリーズは他の作品でも評価が高いですよね。

ChilEPePPer
結構コメディ要素が多いんですよね

ふみいち
そうそう、バラバラになったりね。

にくまんおとこ
本編はレーティングが12歳以上になっていますし、住み分けができて良いのかもしれませんね。


2011年 4本のゲームが発売

ハリー・ポッターと死の秘宝 – パート2
映画公開: 2011年7月15日
ゲーム発売:2010年7月12日

Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2
(PlayStation 3,Xbox 360,Wii,Windows)

パート1で批判が多かった再度ミッションがなくなり、カットシーンをメインとしてストーリーは直線的に進む。
TPSのシューターゲームのような雰囲気。

https://en.wikipedia.org/wiki/Harry_Potter_and_the_Deathly_Hallows_%E2%80%93_Part_2_(video_game)

Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2 (Nintendo DS)

ゼルダの伝説の雰囲気に近い謎解きアクションゲームの様相。

https://youtu.be/JG9ZSPfAAJA

Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2 (mobiledevice)

三人称視点の2Dアクションゲーム

https://youtu.be/JG9ZSPfAAJA?t=591

Lego Harry Potter: Years 5–7

レゴシリーズの続編。
原作小説の最後の3 冊と、映画シリーズの最後の4作に基づいたストーリー。


2012年以降

2012年 発売日不明
Harry Potter for Kinect(Xbox 360)

Kinectを使ったゲーム。ストーリーは映画や原作に即しているもよう

2012年11月13日
Book of Spells(PlayStation 3)

PlayStation Moveコントローラーで図形を描いて呪文を唱える。
本自体は拡張現実技術を使用してPlayStation Eyeを介して画面に表示される。
ゲームの開始時に、プレイヤーはホグワーツの 4 つの寮から 1 つと、3 つの異なる杖から 1 つを選びます。
主人公はハリー・ポッターではない。

https://en.wikipedia.org/wiki/Book_of_Spells

2013 年11月15日
Book of Potions

ゲームプレイに関しては、Book of PotionsはBook of Spellsとほぼ同じ。
16 世紀のある時期に、非常に才能のある魔法薬師であるジグムント バッジによって書かれた「Book of Potions」を手に入れたホグワーツ学生が、ポーション術の習得をはじめるところから話が始まる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Book_of_Potions

4.ホグワーツ・レガシー

ふみいち
で、ホグワーツ・レガシーが発売されました。

発売日

2023年2月10日

パブリッシャー

Warner Bros. Games
Portkey Games

デベロッパー

Avalanche Software

Q:Portkey Gamesとは何ですか?

A:Portkey Gamesは魔法界の新しいモバイルやコンソールゲームの体験を創造するためにWarner Bros. Gamesより立ちあげられたゲームのレーベルです。プレイヤーはそこでJ.K.ローリングの原作にインスパイアされた自分自身の冒険を体験することができます。 Portkey Gamesによって、プレイヤーは自分自身でストーリーを選択したり、新しく独特な体験ができる魔法界に触れたりできます。このレーベルはゲーマーやファンに新しいゲーム体験をもたらすために設立されました。プレイヤーが自分だけの魔法の物語を創造するという没入感の高い形で魔法界を体験できることを目指しています。

Q:どのようなゲームがPortkey Gamesのもとで開発されていますか?

A:Portkey Gamesは、ゲームの開発スタジオ各社がJ.K.ローリングの原作にインスパイアされた没入感のある新たなゲーム体験を創造できる場を提供しています。そうした体験はJ.K.ローリングによって書き起こされたものでも、小説や映画をそのままゲーム化したものでもありません。しかし、魔法界にインスパイアされ、自身も魔法界のファンである開発者たちによって、ファンのために創られたゲームです。


配信ガイドラインは無い

Twitch視聴者 コメント
配信ガイドラインなかったはず
ただ、ツイッチ見ることでゲーム内アイテムもらえるキャンペーンがあるので、認めてはいそう

ふみいち
TwitchDropsがあるので、配信を応援はしていると思ってよさそうですよね。

Twitch視聴者 コメント
少なくともTwitchは大丈夫っぽいね。

5.感想

しんちゃん
今回は海外のYouTuberさんの動画にめちゃくちゃ助けられましたね。
レガシーについてはキャラメイクもありますし、映画でちらっと映っていた世界を歩けるので、ただそれだけでもそこらじゅうを歩くだけでも楽しいと感じています。
今回、過去作のゲームの事に興味を盛っていただけたなら過去作の映像だけでも観ていただけたらなと思います。

ChilEPePPer
映画原作のゲームって全般的にそこまで評価が高くないイメージがありますね。ハリーポッターの過去作についてはどうかは分かりませんが、すくなくともホグワーツ・レガシーは面白かったですね。
ストーリーとしての原作があるわけではないので、結構自由に遊べます。
例えばハリーだったら絶対使わないような呪文を使えたり。。。
レガシーについては、ハリーポッターシリーズを知らないひとでも楽しめるんじゃないかなと思っています。

にくまんおとこ
一作目とか二作目とか、映画に忠実じゃないタイトルの方がちょっと気になりましたね。
3,4作目以降の映画に合わせた感じのタイトルはプレイしてみたいとは思いませんでした。もっと画質の良い映画を見れば2時間で終わりますし。
そう考えると、原作があるゲームはストーリーを原作に忠実に追っていくものよりも、世界観を仮でゲーム映えするストーリーを新たに構築した方がIPの活用方法としては良いのかもなと思いまして、今回ハリーポッターを調べたことで、なぜかスター・ウォーズ エクリプスの期待値が僕の中で上がりましたねw

アロエリ
まずこんなに沢山ゲームが出てるっていうのがびっくりしました。
改めて過去作を振り返ってみて、自分が体験したかったのは過去作のような
ハリーの追体験をゲームでプレイしたいのではなく、自分があの世界で過ごしてみたいんだなと感じました。
ホグワーツ・レガシーはまさにその体験ができそうなので、プレイするのが楽しみです。

ロット
ホグワーツ・レガシーでは、ハリーポッターの世界に没入できるゲームっぽいので、面白そうだなと思いました。

十両
映画原作のゲームって結構あると思うのですが、作っても「一本」だと思うんですよ。
それがプラットフォームごとに4本も5本も作っているってびっくりですね。
ハリーポッターのファンとしては最高の環境ですよね。
それぞれのゲームも面白そうですし。
ハリーポッターがどれだけ愛されているか実感しました。

Twitch視聴者 コメント
未プレイなのでどうしても映画の話になってしまいます、すいません。全作品を劇場で鑑賞しましたがどんどん暗くなる展開に、最初に抱いていたワクワク感が少しづつ無くなってきてることも感じました(笑)しかし原作が存在してキチッと終わってるので周期的に観たくなる名作ですね。ただ…ここまで来て言うのもなんですが僕はハリーポッターよりもロードオブザリング派です!すいません(笑)

Twitch視聴者 コメント
これだけの作品が出ているのは知らなかった。また、同じタイトルでも、プラットフォームによってゲーム体験が全く異なる事には驚いた。 さらに、映画の公開日との比較など、こういったタイトルならではの見方も出来て、面白かった。 次回作のハードルがかなり高い作品の一つになってしまいましたね…。
トロコンまで頑張ります。

Twitch視聴者 コメント
非常に中身が濃かったように思いました。携帯向けから据置き器までかなり幅広く発売していたのは当時のエネルギーを感じました。そして、作品の数にも驚きました。

ふみいち
アニメーションや映画・小説・漫画など原作があるものを、他のメディアで改めて表現する際に、元の作品には存在しない要素を入れるのはどうかという論点があると思います。ハリーポッターのゲームでもその試みがはじめの頃は行われていて、別メディアへの転用という部分で工夫が色々考えられていたんだろうなと思いました。
また、例えばキャラクターへの愛が強いファンにとっては、そのキャラクターが登場した際に、喋り方やセリフなどが気になってしまうこともあると思うのですが、ホグワーツ・レガシーのように、世界観という「枠」だけ借りて全く違うお話を体験をさせるというゲームならではの方法は、原作ファンも納得感が強いのかもしれませんね。
世界観だけ借りる方法は、汎用性が高い活用方法なのかなと思いました。
ただし、原作のストーリーを追体験するのと、原作の世界観に自分が入って体験するのと、どちらの方が体験として良いのかというのはまた考えたいですね。

にくまんおとこ
もしかするとゲーム、映画、マンガ、アニメーション、それぞれの表現毎に最適なものが変わってくるのかもしれませんね。

次回 研究予定のタイトル
2022年2月18日(土)「四八(仮)」

次回は四八(仮)を十両さんが紹介してくれる特別回です!
その様子はふみいちTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください

近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。

近藤史一/ふみいち

1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。

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※記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

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