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【2017年】今年行ってよかったアート展ベスト10

#アート #展示 #アート展 #2017

振り返ってみると2017年はいろんなアート展を見に行ったので、その中で個人的に行ってよかったなーと思ったものをまとめてみました。

展示に行った時は、大体 Instagram に写真をあげてるので、それを参考にしつつ見た時の気持ちとか思い出しつつ。

ちなみにパッと思い出せたものは、思い出した順でこんな感じです!ほんとはまだあるかもしれないけど、思い出せないものはランク外でいいかなとw

mew写真展 箱庭 / 二人展exhibition“As it is” Kim Songhe& ATELIER matic / KIMONO ROBOTO / TANZ / オルビス30周年記念「ケの美」展 / THE EUGENE Studio 1/2 Century later. / YAGI / AGC旭硝子 創立110周年記念展「FEEL! GLASS」/ ANREALAGE EXHIBITION “A LIGHT UN LIGHT” / 大島智子 個展 パルコでもロイホでもラブホでもいいよ / 窓学10周年記念 窓学展 / 吉岡徳仁 光とガラス / アーティストイニシアティブ・コマンドN 20周年記念展「新しいページを開け!」/ 2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展 /  FIXION×GRAPHIC GIRL presents FIXION MUSEUM! / 第4回CAF賞 入選作品展覧会 / magma10周年個展 / HACKist 4th Exhibition / NUDE Exhibition 2017 / QOL collaboration with KINFOLK japan / Rhizomatiks 10 / アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」/ 『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展 / ペーター・ヴォーゲル + アヒム・ヴォーゲル「INTERACTIVE」/ Ryuichi Sakamoto async 坂本龍一 設置音楽展 / 青木美歌「あなたに続く森」The Forest That Leads To You / 吉岡徳仁 スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線 / 宇宙と芸術展 /「ART of ROCK & GRAFFITI」ジェイミー・リードからバンクシーまで

これ見返してて思うのは、混んでてちゃんと見れないっていうのが嫌いなので、六本木とかの大きい美術館系はあんまり行ってないです。

あととりあえず、仕事とそれに類するもの。自分たちが出展・企画した展示、学祭、芸術祭系は抜いて考えることにします。

それでは一気にどうぞ!

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■ 10位FIXION×GRAPHIC GIRL presents FIXION MUSEUM!

グラフィックガールの良さを伝えるための、シンプルなんだけど最適な展示方法と空間作りがとても良かった。

■ 9位 - 第4回CAF賞 入選作品展覧会

生でバスキアの絵を見れる機会は、一生にあと何回あるんだろうかというところでランクイン。

■ 8位 - THE EUGENE Studio 1/2 Century later.

現代美術を中心に活動する、THE EUGENE Studio(ザ・ユージーン・スタジオ)の個展。コンテクストは高いものが多い反面、制作思想を理解した時の表現の納得感と、そこまでを考えさせる余白づくりが流石だった。

■ 7位 - アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」

ICCで展示された、ライゾマとアートコムの合同展。分かりやすい派手さではなく、現象に注目し、彼らだからできる精緻な制御から生まれたミニマルな表現がかっこよかった。

■ 6位 - 吉岡徳仁 光とガラス

展示としては徳仁さんらしいいつものガラス作品なんだけど、太陽光がおもいっきり採光できるロケーションとの組み合わせが素晴らしく、デジタルが介在しないアナログの表現力を体全体で再認識させられる空間だった。

■ 5位 - 展覧会「one fine day ~素敵な下着からはじまる私の一日~ 」

ワコール主催、女性が下着を選ぶ時の気持ちをいろんな女性アーティストがテキストやイラスト、インスタレーションなどそれぞれの形に落とし込んだ企画展。下着を選ぶ時の気持ちという心情の部分を掘り下げているので、女性下着がテーマだけどエロさはなく、男性が行っても気まずくなく、むしろちょっと女性が羨ましくなるような見せ方がよかった。ワコールだからできるんだろうなー。

■ 4位 - ANREALAGE EXHIBITION “A LIGHT UN LIGHT”

アンリアレイジの今までのコレクションアーカイブ展。ただ、テクノロジーを掛け合わせるだけではなく、テクノロジーのあり方やもたらすものを森永さんの中で捉え直し、それをファッションのフィールドでどう見せるか、試行錯誤してきた軌跡を肌身で感じられて、かっこよかった。

■ 3位 - ペーター・ヴォーゲル + アヒム・ヴォーゲル「INTERACTIVE」

普段大量にインタラクティブ作品は見てるはずなのに、大掛かりな作品には宿らない、ミニマルで根源的なインタラクティブを感じる作品だった。展示期間中に、ペーターさんが亡くなってしまって期間が伸びるという悲しい展示だったけど、空間、ストーリー、人、全てがギャラリーTOMの中で繋がっていて心地よかった。

■ 2位 - 青木美歌「あなたに続く森」The Forest That Leads To You

粘菌をモチーフに作られたガラス作品なんだけど、とにかく美しい。デジタルでは絶対に作り出せない、アナログ独特の繊細な表情に打ちのめされる空間。

■ 1位 - オルビス30周年記念「ケの美」展

割りと最近行ったんだけど、一昨年GGGでやってたノザイナーの展示と匹敵するくらいよかった。

日常におけるハレとケ、その中でも当たり前な日常である「ケ」の美しさについて追求した企画展。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、その人々によって当たり前な日常というのは全く異なっているんだというのを改めて気づかせてくれる展示だった。例えば、お茶をひく行為は僕らにとってはもうイベントごとでしかないけど、茶人にとっては毎日行う当たり前の行為。

言葉にするとなかなか陳腐化しちゃう気もするけど、キュレーションのセンスが素晴らしくて、ひと展示見るだけで、何百年もの人間と生活と文化に触れて自分の感性に取り込める、後味の良い展示だった。

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以上!

これみて趣味合いそうな人は、2018年年始からいろいろ面白そうな展示あるし、一緒に見に行きましょー!

今年もよろしくお願いします。

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