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この時間のこの更新はもちろんM1グランプリを見て興奮がまだ冷めないからだ

神保町漫才劇場からM1チャンピオンがでて芸歴最年少で20代という

かつて自分がまだ社会人だった頃に霜降り明星さんが26歳で芸歴、年齢ともに最年少でM1を優勝した時のあの感覚が蘇る

当時は自分と同じ年齢の人がM1のチャンピオンになりこんなことがあり得るのかというフワフワとした感じで

不思議でよくわからない感情

そしてこの令和ロマンさんの優勝が与えるものはすごく大きいと思う

この優勝から芸人にとって希望と絶望を同時に与えているような気がする

芸歴も年齢もトップバッターでもネタを1回目と2回目で変えることなど

もう全てに言い訳出来ない

くるまさんはM1うちあげの配信で「完全に運」と言っているのに対して千鳥の大吾さんが「実力がないとその運はひけん」と言っていて

痺れた

運も実力のうちはまさにそうで

運すらも味方につけてこれないと上には上がれない

この令和ロマンさんの優勝を機に圧倒的な実力を見せつけられて辞めようかなって思う芸人も多いと思うし頑張ろうと思う芸人も多いと思う

自分が霜降り明星さんの優勝を見て芸人を改めて目指そうと思ったあの時の希望の感情と

今回の令和ロマンさんの優勝を見て感じた勝手な挫折感を纏った絶望の感情が

同時に押し寄せてきてる

かという自分は今年M1に2回ユニットでて1回戦敗退して8540組のうちの2組に入って過去最多エントリー数に貢献しただけ

芸人にとってこの毎年のM1の決勝は毒にも薬にもなる劇薬で

こっから頑張ろうか、もう辞めようの副作用がどっちに働くかは運


あやふやな感情と共に寝るしかないクリスマスの夜

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