石楠花を偵察に行く
地元の山、鍬ノ峰は1623㍍あり夏山専門、しかも年に数回しか登らない私にとっては足慣らしにはもってこいの山。
例年5月になるとシャクナゲが咲き誇る山でいつも開花に合わせて登りますが、今年は皆さんご存知のように春がめちゃくちゃ早かったため、「こりゃ、まさか咲いているのでは…」と気になり行ってみました。
駐車場はほぼ満車で相方に見てもらいながら何とか停めます。登り始め15分はなかなかの急登で冬眠していた筋肉は一気に目覚めます。送電線手前でシャクナゲが咲き始めているのを発見。中間より少し上の崖地のシャクナゲはまだまだ蕾、南峰頂上にあるシャクナゲもまだまだです。上部ではヤマザクラが咲き始めてます。頂上は10人くらい登山者がいました。それぞれお菓子やカップラーメンを食べながら談笑しています。
私は南側から1時間半かけて登りましたが、仏崎観音寺から登るルートもありますが、かつて下りに使い、3時間もかかった苦い経験もあり、登ってきた方にシャクナゲの様子を聞いたところ、まだ蕾だったそうです。そして、思ったのが蕾の付き方が例年より多い印象です。連休明けの楽しみが出来ました。なお、この山はいろんな方の所有のようです。送電線までは電力会社が管理用登山道を整備していますが、そこから上は人々が踏み固めた道です。また、崩れていたりして別道が出来ていたり、岩場があったりしてロープをかけてくれてありますが、シャクナゲに見惚れていると滑落の危険がありますから注意してくださいね。
2023.4.22 大町市 鍬ノ峰
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