仲間という財産

今日は天気が良かったので、長野県は南信州へドライブに出掛けた。昼を食べてすぐ帰ろうとしたが、店の前で後ろのお客がこちら地方の方言で話していて、なんだか懐かしい感覚があった。

かつて仕事で1年だけ長野市にいたことがある。そのときの仲間のことだ。彼は4歳ほど年上だが、偉ぶることなく気さくに接してくれた。職場の席が俺の目の前だったのでプライベートなこともよく話した。その彼に連絡してみると息子の用事が夕方あるがそれまでは暇だというので会うことにした。

会うのは実に7年振りである。南信州へは年に1回は行っているが都合がつかなかったからだ。彼は同業であるが、小規模なため一人何役もこなさなければならない。それゆえに若手を中心に離職も多いのだという。彼も俺みたいに心を病みそうになりかけたことが何度もあるようで、俺が病院で受講した知識を教えてあげたりした。いろいろ情報交換し、最後は近所を案内してもらった。

俺には「仲間」というお金では買えない財産がある。「俺はいい仲間と繋がっているんだな」と確認した1日であった。しかし、ラーメンと餃子、お風呂と夕方食べたケーキも最高だった。

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