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前回、国連職員以外にも企業のサステナビリティ担当といった可能性があるという話をしたと思いますが、他にも以下の選択肢があるなと思い出したので共有です。


1 民間企業の本業を通じての貢献

海外にいるとなんとなくわかるかもしれませんが、これがないと世界がやばいという企業は結構あると思います。例えば、トヨタ。車のハイエースがなくなるとアフリカは多分もうおしまいです。ランドクルーザーがなくなると国連のオペレーションはすぐ止まります。 味の素ならムスリムやベジタリアンの人たちの野菜摂取量の拡大に貢献してます。あるいは、補助栄養食、栄養強化米なんかも栄養失調を防いだりしています。 あるいは、チョコレートの明治見たく、カカオ豆の農家と協調して小規模農家からのカカオ豆調達を増やしたりしてます。 ぱっと見は国際貢献には見えないけど、実は世界の発展を支えて、人々の生活を豊かにしている企業はたくさんあります。


2 国連の民間連携担当

僕が日本事務所で担当していた仕事ですが、民間企業から寄付金を集めたり、個人からの寄付金集めに奔走したり、企業の技術を国連の業務に活かす ということを担当している仕事があります。この仕事だと、国連職員だけど途上国駐在でもほぼ間違いなく首都勤務なので生活環境は結構良くなります(ただし、結構な数の日本人スタッフがこのポストに付きたいと思っている気がするので、そこそこ競争があると思います)

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