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ミュージカル「GIRLFRIEND」

6月16日ソワレ 観劇記録
高橋健介 & 萩谷慧悟 回

めちゃくちゃよかった。これはわざわざ観に行ってよかった。
話がよい。演出が良い。小山さんの演出だからと思って期待してチケット取ったけど、大正解だった。

若いエネルギー。青春のきらめき。
ピュアで苦しい心の動き。

この物語を、そして若い役者なのに、
静かに落ち着いて話が進んでいったのがなにより素晴らしい。
沈黙や静かな時間を楽しめる演出だった。

こういう物語かつ若い役者だと、若さゆえの熱さや爆発的なエネルギーに頼って物語を進めていくのが多い。そしてにぎやかにしがちな気がする。なのに、この舞台はそれに頼らず、確かなセリフと芝居と間と…とにかく引き算で成り立ってた。開始10分で私の好きな舞台だと思った。

高橋健介くんとは何者?
初めてみたけれど、上手かった。歌と踊りはちょっと苦手?っぽかったけれど、あの役にはそれがちょうどよかった。ぴったりだった。(もしかして演技?)

萩ちゃんは演技も歌もうまくなった。この舞台に出られて、そしてあの姿を見られて本当に幸せです。東宝さんの目に止まるでしょ、あれは。マジでグランドミュージカルも夢じゃないかもしれない。(昔から絶対ルドルフ似合うと言っている。けど、最近鍛えて大きくなったのでもうルドルフじゃない気もする。)(小言でした)

小山さんの演出がまたいいんだよね。女性の演出って感じ。
だから、余計に刺さる。余分なものなんていらない。彼らのあの空気感があればそれで充分。いや、それだけがいい。回転坂道もとてもよかったな。

歌も良かった。CD欲しいな。ミュージカルとはまた違うけれど、こういう舞台好きだ。

とにかく、彼らがまぶしすぎて、尊すぎて、幸せな時間でした。

彼らのファンだけでなく、
演劇好きなひとにもぜひおすすめしたい作品です。
叶うなら、他ペアも見たい。

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