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卓球青年ダニエル

クロアチアの首都ザグレブで3組目のカウチサーファー:ダニエルの家についてのは21時半。

彼は平日の夜にドイツ語のレッスンがあるため、遅めの合流だった。

20歳の大学生のダニエル、卓球を大学まで続けている好青年だ。
福原愛選手がクロアチアに遠征に来た時にあったことがあるそうだ。

5人兄弟の末っ子に上に4人お姉さんがいる、家族唯一の息子さんだ。
地元は港街ザダルだ。

今は兄弟家族はバラバラで、世界中に移り住んでいる。
一番上のお姉さんはバルセロナに嫁ぎ、他のお姉さんたちもチェコに留学に行っていたり、ザグレブで勉強しているそうだ。

夏になると港まちのザダルは多くの観光客で賑わうので、夏休みに2ヶ月ほど里帰りし、実家のホテルを手伝うそうだ。

お姉さんが4人もいるせいか、20歳にしてはかなりしっかりしている。
将来の就職のために、英語やドイツ語を勉強するためにカウチサーフィーンで知り合った外国人と会話やチャットし、語学力を高めたり、家に本がたくさんあり、卓球がない時は自己啓発系の本を読むのが趣味だそうだ。

自分の20歳の時と比べて数倍大人だ。
大学でも卓球を本気でやっているそうで、めつきが完全にスポーツ選手の眼差しだ。

0時ごろまで、日本の就職の話や、わたしとJessの入学の話で盛り上がった。
メルボルンに留学かワーホリで行きたいそうなので今後オーストラリアでも再会できるだろう。

朝起きて、バスまで時間があったのでブランチを一緒にとることに。
家の近くで流行っている中華レストランに連れていってもらった。

家から少し距離があるといって、ウーバーを予約してくれた。
実は彼もウーバーの運転手をしてバイトをしているらしい。

ウーバーでお金を稼ぐことが目的ではないという。
たくさんの人と話して会話を楽しんで、語学の練習にもなるという。
何事も勉強のためだというのだから、感心する。

ドライバーのおじさんとの会話も弾んでいた。

5分ほどで中華レストランに到着した。

駅から少し離れているがかなり人気らしい。

ここのレストランの特徴は本場の中華が楽しめるだけではなく、ローカライズされているフュージョンメニューだそうだ。

確かに、中華にクロアチア名物のハンバーグを合わせて炒めたオリジナルメニューがあった。

また、初めて食べたのが、寿司フライ。。。
寿司を衣につけて揚げたものだ。

正直これは美味しくなかった。

値段は日本円で1000円ほどで食べ放題、デザートやフルーツが付いているにしても、クロアチアにしてみたらかなり割高だが、さすが中国人うまいことビジネスやっているなと感心した。

最後はバス停まで見送ってもらい、別れをつげた。
ありがとう、ダニエル。
再会を楽しみにしているよ!



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