デジタルイラストの始め方:目的に合ったお絵描き用iPadの選び方を教えます
iPadを使用することで、デジタルイラストを本格的にローリスクで始めることができます。
ここでは、イラストを描くにはどのiPadを選べばいいかを現役デジタル漫画クリエイターのFJosaがお伝えします。あなたの目的に照らし合わせて参考にしてみてくださいね😊
機種の選び方
iPadシリーズのラインナップ
iPadでは次のモデルが用意されています。
iPad Pro
iPad Air
iPad Mini
iPad
上からスペックの高い順に並んでいます。わかりやすく言うと、大規模な制作をした場合にiPad Proはサクサク絵を描くことができるのに対してiPadは絵を描く際にカクつく可能性があるということです。
スペックが高いほど金額も大きくなるので、予算に合ったモデルを選ぶと良いでしょう。
私のiPadイラスト体験による必要スペック
私は執筆時点では第5世代のiPad Proを使用しています。
Clip Studio Paint を使用した際、印刷用でサイズの大きな漫画を制作する場合(漫画はイラストよりも制作時のレイヤー数が多くなります)や大きな3Dオブジェクトを操作する際には少しカクついたり動きが止まったりすることがたまにあります。止まった時に多少のストレスはあるものの、問題なく制作できています。
web用サイズのイラストや漫画の制作であればほとんど動作に問題が生じることはありません。(大きすぎる3Dオブジェクトを使わない限りは😉)
ベクターイラスト制作ではオブジェクトやロゴだけなら全然作れますが、レイヤーが多すぎる作品は厳しいかもしれません。
最新のiPad Airは第5世代のiPad Proよりも性能が高いため、iPad Airか iPad Proを選んでおくとイラスト制作で問題が生じることはまずないと思います。
今後より高性能な機能のソフトウェアがiPadで利用可能になることも考えられるので、お金に余裕のある方はiPad Proを選択するのもいいと思います。
iPadに標準搭載されているメモアプリでも落書き機能があるので小規模なイラスト制作なら普通のiPadでもできると思います。
しかし、どの程度のイラスト制作規模までならカクカクせずに使えるのかは具体的にはわかりません。
簡素なキャラクターイラストやゆるっとした漫画をSNSに投稿するだけの予定の方は価格が手軽な普通のiPadでも問題ないかもしれません(おそらくたぶん…)。
私自身が普通のiPadを実際に使ったことがないのでわかりません…すみません😢
iPad Miniは画面が小さいためオススメしません。
画面サイズの選び方
大きいものを選びましょう。もう一度言います。
画面サイズは購入できる中で一番大きなものを選んでください!!
私の考えでは画面の大きさはイラストの制作効率とクオリティに直結します。
お絵描きのために購入するのなら、重さとかポータビリティよりも画面の大きさが重要です。
ストレージの選び方
ストレージが大きいほどファイル整理の手間がかからなくなりますが、iPadの値段も高くなります。
イラストを描くのに使うだけなら128GBあれば問題ないかと思いますが、クラウドやUSBに移すなどこまめにファイル整理する必要が生じる場合があります。
また、素材をダウンロードし過ぎると容量が足りなくなる可能性があります。
本格的にデジタルアートをやろうと思う方は256GB以上がオススメです。
ただし、動画を保存する予定のある方はより大きな容量のものを選んだ方がいいかもしれません。
イラストするならiPad Airがおすすめ!
iPadで本格的にイラスト制作を始めるなら、256GB以上の13インチ iPad Airがおすすめです。
ただし、ストレージは予算に応じて選ぶといった感じで良いと思います。
今後アニメーションや動画をiPadで作りたい方は13インチ iPad Proの選択も視野に入れていいんじゃないでしょうか。
iPadを使用した自然で素晴らしいお絵描きを通して、あなたのクリエイティビティを大いに発揮してください!🤩
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