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知り合いもお金もない23歳がカバン一つでいきなり沖縄移住できた方法

初めての人もそうじゃない人も、こんにちは。
タイトルにもあるんですけど、23歳でカバン一つで沖縄に移住したたつろーと申します。
自己紹介は、後々読んでいただければどんどんわかっていくと思います。


早速本題ですが、このnoteでお話しすることは簡単。
僕がどのようにして、知り合いもいない沖縄に、23歳という若さでカバン一つで移住することができたのか。という内容。


その時の僕の状況をご説明しますね。


・沖縄には知り合いはいない
・これといった資格は持ってない(バイクと車の免許はある)
・貯金は10万円
・家も仕事も決めてない
・持ち物は3着ずつの上下服、下着、スマホ、パソコン
・奨学金やなんやかんや借金あり


とまあこういう、絶望的な状況。
この状況で、新卒で入った会社を辞めて沖縄にいきました。
現時点(2019年9月)で沖縄移住して1年半がたちます。
つまり、上の状況で1年半生きれました。
意外と何とでもなる。


僕が沖縄に移住するうえでやってきたことを、このnoteでは書いていきます。
できる限り詳細に、かみ砕いて書いていこうと思います。
なので結構長くなると思うんですけど、あしからず。



▽目次

①沖縄に来て最初にしたこと
②住む場所を探し、引っ越しをするまで
③仕事を見つけ、そこからステップアップ
④経済的に安定するまでの道筋
⑤もうだめかもしれないと思った瞬間
⑥沖縄生活で気づいた「お金を使わない生き方」
⑦沖縄生活で気づいた「沖縄移住成功者の共通点」
⑧誰でも実践できる「10万円で生きる方法」
⑨沖縄生活で重要な「人間関係の作り方」
⑩最後に



①沖縄に来て最初にしたこと


まずは、沖縄に来て最初にしたこと。
宿も決めてなかったので、宿を決めることも必要でした。
でもこれ自体は1時間くらいで終わった。
どうやってこの所持金で、暮らしていける宿を見つけたかは後程。


最初に行ったのは、沖縄の『地理』を知ること。
地理といっても、沖縄のどこに何があるかということではない。
『自分の状況で今どこにいるのがベストなのか』ということ。


結構沖縄移住あるあるとして、すぐに海沿いの物件に住んだり、
沖縄っぽい田舎に住もうとしたりする人がいるけど、正直これは危険だと。
なぜなら、海沿いや田舎の不便性を知らない。


海沿いとか田舎を拠点にしようとする人の心理って、多分沖縄ライフを楽しみたいっていう純粋な思いだと思うんですよね。
でもこの考え方ってめっちゃ危ない。
なぜなら、生きていく上での仕事をすることが難しくなるから。
後、生活のコストがめっちゃかかる生き方になる。


仕事に関しては、とにかく那覇に近い方が数が多い。
細かいことを言うと、時給などの給与も高くなっている。
沖縄を満々に感じる海となると、おそらく中部や北部の海になる。
中部や北部の海沿いの田舎に住むと、とにかく仕事場から遠くなります。
仕事場から遠くなるということは、車やバイクを購入する必要が出てくる。
これだけで初期費用はがんと跳ね上がりますよね。


沖縄にももちろんバスはあるんですが、とにかく時間通りに来ない。
脚色してるとかではなく、本当に来ないんです。
1時間遅れとか、次のバスと一緒に来るなんてこともある。
なので、仕事という遅刻できないものに関してバスを使うのは危険。


そこで、自分自身の経済状態や環境を考えると住むのは那覇一択でした。
こういうことを、自分の予想や想像ではなく調べまくりました。
そこでたどり着いた結論が、那覇市内のゆいレール(モノレール)の近くを拠点にするというもの。
こうすることで、移動手段を持っていない自分でもゆいレールを使ってある程度の場所にいくことはできる。


こうしてまず、自分の拠点を決めました。



②住む場所を探し、引っ越すまで


次にとった行動は、住む場所を決めること。
もうこれは生命の維持に絶対必要ですからね。まあ最悪ネカフェでもよかったけど。
ただやっぱり、移住するということで長期的に安価に滞在する必要がありました。
そこで目を付けたのが、ゲストハウス。


ほとんどの人は、賃貸を探してから移住するとは思います。
でも僕はアホだったので、何も決めず沖縄に移住しました。
そこで、すぐに賃貸を借りる余裕もなく、賃貸という選択肢はありません。
それに移住で賃貸を探す場合、何度かそのためだけに沖縄に行く必要があります。
不動産を回り、内見をして、契約する必要があるので。
それが僕には経済的に無理だったので、まずはゲストハウスに住むことにしました。


【ゲストハウスとは】
個室に宿泊するのではなく、『ドミトリー』といわれる空間で宿泊する施設。よくあるのは2段ベッドの上の部分だけを借りる方法。なので見ず知らずの人とのルームシェアのような形になる。ただ友達はできやすい。


前述した、那覇のゆいレール近くにあるゲストハウスを片っ端から調べ倒しました。
なんでもゲストハウスは、宿泊料金さえ払えば電気代やガス代などは不要で、洗濯機やレンジなども施設内にあり、Wi-Fiが完備されている場所も多いとのこと。
ここまで設備が揃っていれば、しばらくは生きていけるなと思いました。
なので色々ゲストハウスを調べたところ、結構あるんですよこれが。


そこで、まず最も安いゲストハウスに問い合わせてみようと思い問い合わせ、実際に行ってみました。
僕の中の印象ですが、衛生面も悪くなく、数か月身を寄せるのには充分という感じ。
また価格も、一泊1200円と安いんです。
しかも、1か月連続滞在なら30000円になるというじゃありませんか。
ということで即決。そこでお世話になることにしました。


自分のロッカーが借りられて、そこにスーツケースを入れて、自分のベッドに移動。
カーテンで完全に区切られているため、かなり閉塞的ですが快適でした。
Wi-Fiも完備のため通信しまくれるし、パソコンも触れるのがかなり大きかった。
こうして、僕は住む場所を確保したんです。


後からわかったことですが、ゲストハウスの中には住民登録に住所を使っていいところもあるんです。
なので郵便物などを受け取ることもできると。

僕が住んでいたゲストハウスはそうだったので、かなりラッキーでした。


そこから僕は、2か月くらいで賃貸に引っ越すことになります。
2か月住んでみてわかったのは、長居するところじゃないなというところ。
もちろん快適ではあるんですが、先住してる方との関係とか騒音とか、結構トラブルもありました。
なので、お金が用意でき次第引っ越そうとは思っていたので、準備できてすぐに引っ越しました。


引っ越すうえで、当たり前ですがお金が必要でした。
そこで次に行ったのが、仕事探しです。
仕事探しは、全然苦労しなかったんです。
これは結構自信があって、ついた時の下調べが役にたった形でした。
ここからは、僕が行った仕事の探し方になります。


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沖縄おいで~