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敏腕社長から学ぶ「倫理思考スキル」ロジカルデータ編~2020年最新版~

今回は「倫理思考スキル」についてアウトプットしていきます。
倫理思考スキルは2つに分けてアウトプットしていこうと思います。まず今回はロジカルデータについてやっていきます。次回はロジカル設計・資料制作についてやっていこうと思っているのでよろしくお願いします。
ビジネスをやるうえで倫理思考スキルというのは最重要項目の一つです。スキルがあっても、倫理思考ができなければ掛け算の法則で、100のものがあっても片方が0では、全てが0になって無意味になってしまうのでとても重要な内容になります。

ここで一つみなさんに問題です。
みなさんがラーメン屋に行ったとしましょう。

・座席数:13
・場 所:浜松町駅近
・従業員:3人
・価 格:650円(ラーメン)

上記のことを踏まえて、このラーメン屋の1ヵ月売上と利益はいくらでしょうか。少し考えてみてください。


答えは・・・誰にも分りません。売上が50万円かもしれないし、100万円かもしれません。その出した数字がどのような思考で出たのかが重要になってきます。これが倫理思考が重要な理由です。

①フェルミ推定

答えの正解・不正解ではなく、考え方の正解・不正解を見る思考力をフェルミ推定と言います。
売上が100万円!これが正解か不正解かではなく、なぜ売上が100万円と導き出されたのか、どのような考え方で出したのかが重要です。
では実際にどのように見ていくのかやっていきましょう。

コメント 2020-05-06 135123

まずは、要素分解していきます。「平日、休日」「昼、夜」みたいな感じで要素ごとに分けていきます。
次に実際に売上に関係する項目を出していきます。例えば、「回転数」「来店数」「客単価」等があります。
このような考え方ができればどんなビジネスでも売上を予測できるようになります。数学の公式と同じで、このフレームワークさえ知っておけば、そこに数字を入れていくだけで、答えが求めることができます。

コメント 2020-05-06 172838

②これに答えられなければビジネスは失敗する!

顧客視点を論理的に証明、追及することがビジネスではとても重要です。
例えば、飲食店を起業する場合に「なぜここに出店するのか」「なぜそのサービスをやるのか」これらに答えられなければ失敗します。答えられない人が多いから潰れるお店がたくさん出てくるのです。だからしっかり、こんな理由があってやるんだ!と論理的に答えられるようすることでビジネスの成功につながります。

③コピルニクスの地動説思考

コピルニクスの地動説思考もビジネスでは重要になります。
人間というのは自分中心に何事も考えてしまいます。
昔の人は地球を中心に惑星が回っていると思っていました。人は自分がそう思ったら思い込む生き物なのかもしれません。
・自分の事業に思い込みを抱いてしまう。
また人間は一時的な感情に左右されやすいです。
(このモノがほしい→よく考えたら不要)
(この人かわいい→会話してみるとイマイチ)みたいな感じて人間は一時的にマインドがヒートアップしてしまいます。
・自分の見える視野が決して正しくはない。
自分の視野がはいつでも正しくはないと疑問を持ち続けることが重要です。
・しっかりとしたデータに基づく事実が必要。
先ほど説明したようにフレームワークを活用して、しっかりとしたデータを活用することも重要です。
ビジネスでは、自分視点ではなく、顧客視点で論理的に考えを持つことが重要です。

④ドラマチック化する習性

人は物事をドラマチック化してしまう習性があります。
世界で予防接種を受けられていない子供達は何%いるかわかりますか?
⑴20% ⑵50% ⑶80%
少し考えてみてください。
‥‥
‥‥
‥‥
‥‥
‥‥
正解は⑴20%です。80%の子供達はしっかり予防接種を受けられています。
しかし、ほとんどの人が50%、もしくはそれ以上の子供達が受けられていないと思ったはずです。実際はそうではありません。
このように、人は世界の状況などを頭の中で勝手にドラマチック化しているだけです。逆に言えば、人はドラマチックに見る本能があるということです。どんなに頭の良い学者でもこの問題に答えられのは10%程度しかいないそうです。

捨てなければいけない思考

この本能を捨てなければ何もうまくいきません。
⑴分断思考
なぜか人間は物事を2つに分けたがります。
例えば、金持ち↔貧乏、先進国↔途上国、幸せ↔不幸、勝ち組↔負け組…
しかし物事を2つに分けれるほど世の中は単純ではありません。
実際に金持ちと貧乏を2つに分けれるほど単純ではないです。
金持ちと貧乏の他にも中間層がいるわけです。特に日本はこの中間層が多いです。
黒か白ではなく。その中にはいろんなグラデーションがあるという感覚を持つことが重要です。ex)白、灰色、ホワイトグレー、黒…
分断思考を捨てて、このグラデーション感覚を持つことがビジネスをする上でとても重要になってきます。
なぜ物事を2つに分けるとうまくいかないのかを少し見ていきましょう。

〇飲食店を作りたい!立地が大事!
立地が大事と考えると、なぜか人は交通量が多い=良い、交通量が少ない=悪いみたいな分け方をします。
交通量が多いことにネガティブなことは無いのか考える人は少ないです。また、交通量が少ないことにポジティブなことは無いのか考える人も少ないです。
・交通量が多い(ネガティブ)=家賃が高い。
               多く来店するため人件費がたくさん必要。

・交通量が少ない(ポジティブ)=家賃が安い。人件費が少ない。
                デリバリー系に専念し店舗では気持ちの
                良い気軽な接客ができる。

このように単純に交通量が多い=良い、交通量が少ない=悪い。とは一概には言えません。分断したものをさらに細分化して、もっとグラデーションを考えなければ、ビジネスはうまくいきません。

⑵ネガティブ本能
人間はネガティブなことにすごく共感します。
ex)保育園落ちた、ふざけんな!=共感
  保育園は入れた、良かった!=無共感
感染症や子供の死亡率。このようなネガティブなことだけをメディアは発信しています。実際は、昔に比べて感染症や子供の死亡率はかなり下がっているのにそのことは発信しません。メディアのネガティブセンサーのコントロール術は有名です。
ネガティブセンサーコントロールの例
2018年12月に「ソフトバンク通信障害後の5日間で1万件以上の解約」このような記事がでました。この内容を疑ってみると…。
日本全体で1億7,000万回線があり、そのうち23%がソフトバンクです。
約3,910万回線がソフトバンクの回線数です。通信会社の解約率を調べるとだいたい年間解約率は約2%です。これを計算していくと…。
年間解約率が2%なので3,910万×2%=782,000解約/年
年間解約数が782,000なので、1日当たりの解約数は782,000÷365=2,142件
1日当たり2,142件解約されるということは5日間で10,712件になります。
そう考えると普段から5日間で1万件の解約があるわけです。なのにメディアは通信障害というネガティブなことをつけて加えて発信しています。
普段見たり、聞いたりする情報を一旦調べてロジカルに考えてください。
そうすると事実がわかりデータにできます。データにできるからビジネスが成功します。
このように情報の裏付けというものが重要です。
自分の感情や感覚を定量化して証明することがビジネスでは重要になります。

少し長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
タメになったと思った方は是非♡マークをタップしてもらえると嬉しいです。次回もタメになる情報をばっちりアウトプットしていくのでよろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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