経済と経営の相関性~5分で読めちゃうタメになる情報~

経済と経営の相関性についてアウトプットしていきます。
「経営」と「経済」という言葉を聞くと難しく感じると思います。しかしめちゃめちゃわかりやすく説明していくので最後までお付き合いください。
ビジネスをやっていくうえで「マクロ」と「ミクロ」の視点が重要になります。マクロというのは森を見る。ミクロというのは木を見る。私たちが立てる会社、個人事業などはミクロの視点になります。経済の中に経営があるわけなのでミクロの視点になりますよね。
そんな経済と経営の相関性についてやっていきましょう。

①経済を支える日

クリスマス、イースター、プレミアムフライデーなど様々な祝日は何の日でしょうか。

実は経済を支える日です。クリスマスでプレゼントを買ったりして経済を支えます。これこそが本当の目的なのです。これらに関わらず祝日は全て経済を支えるためにあるのです。ゴールデンウィークなどもそうです。

②我が国の経済は?

バブル崩壊後からデフレがずっと続いています。
1995年から20年間GDP成長率は主要国最下位です。カタール+1968、中国+1414、アメリカ+132、ドイツ+30、日本-20です。世界平均は139です。

③政府の経済の運営の誤り

まずインフレとデフレについてみていきましょう。
インフレとは買い手の方が多い時代のことを指します。
インフレの場合、買い手が多いため需要と供給の関係で価格が上がっていきます。
逆にデフレというのは、売り手の方が多い時代のことを指します。
買ってくれる人が少ないので、価格が下がっていくのがデフレです。
インフレ、デフレを極端な例であげてみます。
うまい棒は通常10円ですよね?それがインフレ(買い手が多い)になると15円になります。インフレになると物価が高くなります。(インフレ物価高)逆にデフレ(売り手が多い)になると5円になります。(デフレ物価安)
デフレ=景気が悪い。インフレ=景気が良い。みなさんこのようなイメージをお持ちではないでしょうか。私はこのようなイメージをもっていました。しかし実際は違います。デフレ=不景気。これは正しいです。インフレ=景気が良い。これが間違いなのです。少し深堀って見ていきましょう。
デフレでモノが売れないから規模や労働時間を縮小!こうすることで費用を削減し、利益をなるべく多く残そうとします。しかし本当に利益が残るでしょうか。そんなことはありません。
規模縮小→所得の低下→消費の低下→収益の縮小。このように負のスパイラルにハマっていきます。これはみさんのイメージ通りです。今回はデフレではなく、インフレ=景気が良い。このイメージを破壊していきます。インフレには良いインフレと悪いインフレがあります。経済がボンボン下がってくると政府はどのような対策を取るかわかりますか?それはETFの購入をします。政府がETFを購入するとどのようになるのでしょうか。
ETF購入→企業の株価が上げる→所得を上がる→消費があがる→収益が上がる
このようにして経済が回るようにするためにETFを購入するのです。経済に着火させ動き出したら少しずつETFの購入を減らしていくことで元の経済状況に持っていくことが目的です。
ここまでは前置きです。少し長くなってしまいました。
ではここからが本題です。冒頭のタイトル通り「政府の経済運営の誤り」についてみていきましょう。
(1)株価は上がっても給与は上がらなかった。
上記で示したように株価が上がれば給与はあがるはずなのに上がらなかった。
(2)消費税を意味不明なタイミングで上げた。

そもそもなぜ政府はETFを買い続けるのでしょう。
今まで政府は私たち国民にお金を給付していました。今回のコロナで10万円を給付するように、特別給付をして消費を促そうとしたのですが全然効果がありませんでした。これがヘリコプターマネーと言われるものです。しかしこのような政策を実施したものの、景気が良くなることはありませんでした。だから別の政策をしなければいけない状況になったためETFの購入をしているわけです。現在、お金を配っても、株を買っても景気が戻りません。その理由は単純です。景気=人の気です。人の気によって、景気は左右されるのです。明日が不安だから貯金に回します。未来が明るければ貯金せずに消費に回します。今の日本は決して明るい未来とは言えません。だからいくら国民にお金を配っても無意味なのです。配ったお金をタンス預金や銀行預金に回します。ちなみに日本のタンス預金額は30兆円~80兆円といわれています。ここまでが経済の話です。ここからどのように経済と経営が繋がっているのか少しずつ紐づけていきます。

④デフレが大問題な理由

デフレ=お金の価値が上がっていくことです。
ex)ビール1杯500円からビール1杯300円になるとデフレです。
↑値段が下がってるからラッキーと思っている人もいるかもしれません。しかしこれは大問題なのです。
世の中のお金の93%はパソコンやスマホ、デジタルの中にあります。財布などにある皆さんがイメージするお金というのは、7%しかありません。
この93%のお金はどんなお金だと思いますか?投資などに大きな買い物になります。大きな買い物をするとき、お金がない人はどうしますか?借入しないですか?住宅ローンなどが挙げられます。ここで問題が出てきます。デフレで物価が下がっています。借金したお金に対して、利息を払わなければいけません。利率は変わらず物価が下がるということは今までよりも多くの利息を払うことになりますよね。このような状態になると、人々の気持ちは「早く借金返したいな」「お金を借りたくないな」と思います。そして、家や車のような大きな買い物をしなくなります。この状態になると、金利が高くてお金を借りる人がいなくなります。このようにして、どんどん消費が落ち込んでいき、経済が悪化していきます。そうすると、銀行はお金を借りてほしいため、金利を下げます。これがデフレです。

⑤GOODインフレ

売上が上がる→所得があがる→消費が活発になる→収益が増える→売上が上がる。このようにGOODインフレとは勝のスパイラルに入りどんどン経済が回ることを言います。

⑥BADインフレ(デフレ直行型インフレ)

給料が上がるずに物価が上がることをBADインフレと言います。

・投資/需要以外で物価があがる
 ex)石油が枯渇しそうななった。そうすると石油価格があがります。私た
   ちが使う日用品、流通のための燃料などこれらの多くには石油
   が使われているので、石油価格が上がれば必然的にこれらの価格もあ
   がります。他にも自然災害などで農作物がダメージを受け収穫量が減
   れば、食料品の価格はあがります。

・国内で賄えるBADインフレ
 BADデフレは国内・海外の需要供給状況によっても変わってきます。
ex)農作物の収穫量が減って価格があがるものの、国内の供給量で賄える場
  合は良いインフレです。しかし石油は国内で採掘できず賄えません。石
  油価格があがり、需要に関係なく、それに関わる全てのモノの価格もあ
  がるためBADインフレになります。

・過度な需要が発生する
 バブル期のように1つしかないモノに対して、10の買い手が居たらわけの
 わからないような価格に吊り上がっていきます。そうするといつかバブル
 が弾けてデフレに向かいます。

⑦アメリカでの事例

ITバブルの崩壊、同時多発テロなどでアメリカ中が暗い雰囲気になり経済が沈んでいきました。そんな中FRBが低金利政策を行い、景気活性化につなげました。これで見事に景気回復しました。そしてこの波に乗っかり不動産業界で急速なインフレが発生しました。低金利のためどんどん人がお金を借りて大きな買い物をし始めました。しかし誰にでも低金利で貸すことはしませんでした。返済能力がない人に低金利で貸すのは銀行にもリスクがあります。そこでサブプライムローンの導入をしました。サブプライムローンというのは返済能力が十分に見込めない人に対して、高金利で貸し付けを行うことを言います。これも銀行にとってリスクが大きいように見えますが、この借入によって、不動産を購入するのでその不動産を担保にできるわけです。不動産価格は上がり続けていたので、実は高リスクに見えて、低リスクなのです。しかしここで問題が発生します。どんどん価格が上がっていき、一定の価格まで達すると、いくら借入できても、高すぎて買わなくなるラインを迎えます。上記⑥でも書いたように過度な需要の発生はいつか崩壊します。これが2007年のアメリカ住宅バブル崩壊です。


この内容は竹花さんから学んだ知識です。もし興味が沸いたらチェックしてみてください。そこらへんのビジネスマンやオンラインサロンとはレベルが違います。私が入っているオンラインスクールの先生のチャンネルとインスタグラムです。


サポートお願いいたします。 いただいたサポートはこれからの活動に使わせていただきます。