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Web会議で時代の逆行に気づいた話

ありがたいことに、このコロナ禍の中、いろんなお仕事の話を新規でもらっている。

チームで動いているので、クライアントとの打ち合わせはもちろん、社内でも打ち合わせが頻繁に必要になった。

通勤していた頃は、社内で姿を見かけて、すぐに立ち話ということもできたが、原則自宅勤務になった今は、それができない。

電話は代替としていいが、複数の会話には向かない。そうなるとWeb会議の出番だ。

移動に時間を割かなくなった代わりに、Web会議で社内の認識合わせの時間はとても増えた。

今日も、社内のWeb会議を何件か実施した。その中の1つを紹介しよう。

メンバーは4人、私以外40代男性。1人だけ、書類手続きがあったため出社していたが、私を含め残り3人は在宅勤務。

クライアントの前では絶対やらないが、社内の打ち合わせなので、私以外の在宅勤務の2人が電子タバコを吸いながら参加していた。
※2人の名誉のために言っておくと、結構会議が立て続けなので、タバコを吸う時間も満足に取れないのが現状だ。

「おい、いいなぁ、タバコ。俺だけ吸えねーよ」

出社していたメンバーが言ったことで気づいた。

家だと、家族のルールさえ守れば、仕事中に吸っていても文句は言われない。会社だと、喫煙ルームに行かない限り吸えない。

たしか、うえやまとちさんのクッキングパパだったと思う。

昔の漫画を見て、仕事をしながらタバコを吸う様を見てびっくりした記憶がある。1985年から連載しているから、当時は当然だったということなのだろう。

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私は平成生まれではなく、昭和後期生まれだが、就職した当初から、オフィスで喫煙が許可されている会社で働いた事がない。

「昔は吸っていたんだよな」と懐かしそうに言う人も少なくなった気がする。

公共の場から、タバコが締め出されている現代で、Web会議という場では立場が復活しつつある。

ちなみに、私は生涯非喫煙者であり、遺伝子的にニコチンアレルギーの傾向があるので、今後も吸わない予定だ。

ビジネス系のいろんなセミナーで勉強をしている中で、よく言われるのが

「コロナは今まで滞っていたDX化を一気に推し進めた」ということ。

そんな中で、逆行の道を辿りつつある、Web会議での喫煙習慣というのはちょっと興味深く、面白い傾向なのかな、とちょっとだけ思った。

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