土曜の夜にオペラにオシャレをして行こうよ
ポルノの最新アルバム「暁」に収録されている「ジルダ」に最近ハマっているので、同じくポルノが好きな人に、出来るならあなたに届けばいいの気持ちで書いていきます。
今回はほぼ長いTwitter!
元々ジルダはあまり好きな曲ではなくて、キャッチーで分かりやすく格好いい曲ばかりの暁の中では、うーんって感じでした。
今となってはコンセッションズによってシャルドネでCheersでオーチャードでsee youって感じです。
https://m.youtube.com/watch?v=FGE7tOrz66M
ジルダの好きなところ100選
ジルダの好きなところは、恐らくそれほど冴えていると言うわけではない主人公が、自分の知る限りのオシャレな言葉を一生懸命並べて愛を表現しているところ。しかも妄想の中で。しかも彼女でもなんでもなくてバルで一目惚れした相手。しかもちょっと古臭くて、明らかに背伸びしていて、それでもその一途さと一生懸命さに、「あなたって本当馬鹿ね」ってなりそうな言葉たち。
終いには、「僕のことマグリオットと 君はからかうのかな」というフレーズ。実際の君は僕のことなんて気にも留めてないのに、もしかしたら認識すらしてないかもしれないのに。
この痛さが微笑ましくて、この主人公いいなーっっってなってしまう。
この主人公のもっといいなーっってなるところは、2番で君に恋人がいると分かった後。ここまで好きになってしまった人に、恋人がいるなんて知ってしまった時のショックはかなりのものだと思うけど、
全然気にしてない!!!!
むしろ妄想は爆発していてコンセッションズによってシャルドネで Cheers。君に恋人がいることなんて気にすらしていなくて、「好き」になるってこういうことだよなーーってなる。
そして、これ。
何この説得力。相対性理論なんてものを持ち出してきて、時間なんて観測する人によって歪むし、なんなら空間だって歪むし、確かに僕には君とオペラに行っている時空が存在したんだろうなって思う。
そしてラスサビ。
ここまで来るともう全く痛くない。むしろ彼女のことを本当に好きで好きで仕方ない最高の彼氏に見えてくる。
実際は多分認識すらされていないけれど。
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