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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論191」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第31号(2000.11.25発行)「定着志向のクラブ経営(GH&FCオーナー ジョー・シルリ氏)」2~※名称等は当時、一部文章省略

広報活動

無料のパブリシティー地方紙や、ラジオ、テレビなどへの無料広告ーを出すことも広報活動の1つです。

例えばこれは、新しいプログラムを地域で一番早く導入することなどで、取り扱って貰うことができます。

パブリシティではスタッフも紹介できます。

例えば、新しい従業員を雇った時、何か特別なカンファレンスに参加した時、または、何かの賞などを受けた時などです。

新聞のウィークリーリスティングにクラブで開催する特別イベントや、無料のセミナーを掲載して貰えることもあります。

隔月で放送されるラジオ番組のトークショーで会員権を提供することと引き換えに健康やウェルネスのトピックスについて話し、クラブのプログラムや施設の拡張などを紹介する機会を貰えることもあります。

また、多くの慈善団体とも関係づくりを進め、これによって、多くの無料広告を得ることもできます。

また、私たちは「スピーカーズビューロー」と呼ぶ組織を社内につくっていて、スタッフにより健康やウェルネス、リハビリテーション、マネジメント、動機付けといったトピックスで講義がいつでもできるようにしています。

定期的に、私たちはそれらのトピックスについてのDMを地域の学校や大学、クラブや企業に送っています。

そして、講義をした際には、参加者1人ひとりに必ずゲストパスを配るようにしています。

もし、社内にこのような組織を作ることができれば、地域から多くの講演依頼が来るはずです。

~ここまで~

様々なアプローチという点で言えば、当時の方が多種に渡って行っていたことが良く分かります。

現代はAIやDXといった効率的視点に重きが置かれ、地道な活動を敬遠する流れになっていると思います。

当社クラブでも、地元ラジオ局に出演したり、自治体が実施する住民向け無料セミナーに健康関連の講義を行ったりしました。

当然ながら、準備にはそれなりの労力を要することにはなりますが、これらの活動で新たな発見もありますので、相変わらず出店旺盛なこの業界で認知されるクラブになる為には必要な努力だとアバター近藤は考えます。

本日もお読みいただきありがとうございます。


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