見出し画像

「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論189」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第28号(2000.5.25発行)「予算のマネジメント」26~※名称等は当時、一部文章省略

5.業績評価

(1)個店の業績評価

多くの企業は最終の第3四半期終了時に当期の見通しを立てるが、これとは別に、当期終了直後、年間を通した予実差異を出し、詳細に分析する。

そしてその結果を次期以降の対応に繋げている。

個店の業績と支配人の評価をリンクさせる場合には、先にも記しているが管理可能費と管理不能費を分けて考えなければいけない。

後者については、本社スタッフまたは経営幹部が対応を考えることにしなければならない。

(2)個人の業績評価

個人の業績の管理と評価に、多くの企業が目標管理制度を活用していることは既に記した。

評価は、スタッフが各々の役割をきちんと果たし、また自ら学習し成長していけるよう動機付けるところにポイントがある。

そのためには、「目標に対する達成度」に重点を置いて評価がなされなければならない。

この点、現状は、多くの企業が成果主義の人事制度を採り入れ、組織の活性化~企業の業績の向上を目指している。

目標(予算)達成者には自身の望むキャリアプランの延長線上で、さらなるチャレンジや能力開発の場と相応の処遇が与えられる。

未達成者には厳しい環境と処遇が待っていることが多い。

だが、もちろん敗者復活はある。

新しいポジションで泣きながら予算を達成する方法を考え、必死にチャレンジし、実績をつくり、再び這い上がればよい。

~ここまで~

個人の業績評価の指標として、目標管理制度を用いた目標達成度と成果主義人事制度が紹介されておりますが、当社はいずれの方法も使用しておりません。

評価指標としては、ポジションに照らし合わせた行動評価を主たる基準としています。

それは、「 思考を変えれば、言葉が変わる。」「 言葉が変われば、行動が変わる。」「 行動が変われば、習慣が変わる。」という有名な言葉がある通り、健全な思考に基づいた会社の希求するあるべき行動が習慣化されれば、結果は自然についてくるといった考えが根底にあります。

もちろん外部環境の変化に影響を受け、タイムリーに結果が出ない時もあるでしょうが、中長期で見れば、成果の再現性は高くなるでしょう。

我々は、運動を習慣化して頂くことによって、より良い人生の基盤を提供することをミッションとしております。

人材育成や評価についても同様の考え方をすることで、矛盾のない顧客サービスが提供できるのではないかと思います。

本日もお読みいただきありがとうございます。


宜しければサポートお願い致します!