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11月19日(土):健康の相談相手はどこなのか?

フィットネスビズ

先週の日経MJにはドラッグストア大手のトモズが来店客の健康状態を細かく把握し、病気の予防につなげる有料プログラムを始めた旨の記事がありました。

トモズでは店内の一角に専用エリア「トモズラボ」を設け、来店客が体組成計や血圧計、血管年齢など全6種類の測定ができるとのことです。

また健康意識の高い利用者に向けては「トモズ健康くらぶ」として、測定+指導をセットにして月額1,650円での継続的なサポートを提供しています。

具体的には有料プログラム利用者へ活動量計を配布して日常の運動量を把握するほか、ラボに常駐する管理栄養士が月に1回のペースで相談に乗る流れです。

状況によってはドラッグストアの健康食品を勧めるほか、別途有料での睡眠改善に向けたアドバイスも担います。

トモズがこのような健康相談サービスを拡充する背景として、記事ではドラッグストア業界の競争激化が挙げられていました。

ドラッグストアの林立は留まるところがなく、オーバーストア気味になりつつあるから、そうしたなかでの差別化を意図した面も大きいと思います。

物販での売り買いだけではく、健康相談として地域の生活者と直接的、継続的につながっておく意義はありますからね。

ドラッグストアは何かあった時のための医薬品だけに限らず、食品へとラインナップを広げて日常利用の場にシフトをしてきただけに、利用者と日常的につながり、日常を守る方向性はこれまでの流れとも合致するでしょう。

こうやってドラッグストアが一般生活者の健康、日常へと領域を広げてくるなか、翻って私たちフィットネスクラブやトレーナーの在りようも問われます。

それは「一般生活者が地域のなかで健康の相談相手として選ぶ先はどこなのか」ということです。

医療、医薬の側が未病や日常の側へ守備範囲を広げていて、私たちフィットネス業界はアクティブ、スポーティーなところからコンディショニング、未病領域へと守備範囲を広げているから、双方が交わるところが互いに綱引きが生じる場になります。

医療、医薬の側には国家資格や医療従事者としての権威や信頼があり、そこは私たちフィットネス業界とは異なる強みがあります。

そこに伍していくこと、もっといえばそれ以上に信頼を置いてもらうにはどうすれば良いか、ですね。

健康、ウェルネスなど概念は広がる一方だから、いつまでもフィットネス業界だけを見て物事を考えていても仕方がないので、視座を引き上げて自分たちの立ち位置を見直したり、できることを広げていくことだと思います。


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