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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論493」

フィットネスビズ

皆さん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~Fitness Business通巻第12号(2004.5.25発行)「カーヴス創始者ギャリー・ヘヴィン氏に聞く」4~※名称等は当時、一部文章省略

ー肥満の問題が広がっていることは、米国はもちろん、世界的に見られる傾向となっていますが、それに対してカーヴスは何をしようとされていますか?

GH
カーヴスが最も貢献できる点は、女性がエクササイズに参加しやすい環境を提供することと新しい減量に対するアプローチの提供です。
従来型の減量では95%の人が失敗していると言われています。
その理由は、ダイエットは代謝を変えるものですが、そこから抜け出す戦略を提供してくれないということです。
我々はこの抜け出す戦略を開発しました。
停滞期や目標を達成した後にも代謝を高める方法です。
それにより、永遠にダイエットし続けるという必要がなくなります。
我々は今、ここテキサス州ワコにあるベイラー大学と共同研究を進めており、カーヴスでのワークワウトとその減量プログラムがもたらす効果を研究結果として纏めようとしています。
基礎代謝や体組成、その他の健康に関する指標にどのような変化が出るのかを研究しています。
我々は減量の分野で絶対的な力を持ちたいと考えています。
フランチャイジーの方向けの栄養ガイダンス研修も強化してきていて、最終的には全てのフランチャイジーの方にこの分野で資格を持って頂きたいと考えています。

ーカーヴスの次の一手は?また、会社としての目標は何ですか?

GH
次の大きな目標は、現在やっていることをウェルネスビジネスに移行していくことです。
そのためにフランチャイジーの方々にも知識や競争力をつけて頂きたいと思っていますし、会社としても、医療関係者や保険会社、大手企業の方々にカーヴスを一つの信頼できるフィットネスサービスプロバイダーとして認識して貰えるように努めていきたいと思っています。
我々が持つ事業規模を活かして外のフィットネスセンターができなかった何らかの新しい方法で、フィットネスプロバイダーになりたいと考えています。

~ここまで~

米国カーヴスの出発点は、肥満率の高い国内課題を解決することを主眼としていたことが記事からも分かります。

一方、日本のカーヴスは、ダイエットが対応範疇であるものの、どちらかというと高年齢者の手軽な健康増進機能を担うといったサービスフォーマットに変化させたように映ります。

個人的には、この日本風にアレンジしたことが、国内での成功要因の一つだと考えており、もしダイエット機能を前面に打ち出していたら、肥満率が比較して高くはない日本の高年齢者の方々に響いたかどうかは微妙であったと推測されます。

本日もお読みいただきありがとうございました。


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