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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論197」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第31号(2000.11.25発行)「定着志向のクラブ経営(GH&FCオーナー ジョー・シルリ氏)」8~※名称等は当時、一部文章省略

マーケティング

優れた企業に共通している特徴として、最もよく挙げられるのは、それらの企業が自社(自分)と競争しているということです。

昨日より今日が少しでも良くなるように、いつも努力しているのです。

ですが、だからといって、競合分析をしなくていいということではありません。

定期的に、競合分析をし、そこから自社の戦術的対応を考えることは重要です。

みなさんに戦術的な話をする前に、ここで戦略というものについて少し考えていただきたいと思います。

戦略を考えることは、「賢く」働くことです。

そして、戦術を考えることは、「一生懸命」働くことです。

戦略ー特にマーケット戦略ーは、長期的な目標になるもので、自身が達成したいと思う様々なことすべてに影響を与えます。

ですので、もう一度よくどのようにポジショニングしたいのかということを突き詰めて考えてみてください。

それは、どのような人々にどう思われたいか、どのようなサービスを提供し、どんな存在になりたいかということを考えるのとイコールです。

そして、そこで得られた戦略に基づいて、戦術を練ります。

実際にはその逆のプロセスを辿ることもありますが、いずれにしてもそういうことをしていくことで、ぴたりとくる戦略と戦術が見つかってきます。

そうして、次に方針や手順を決めるのです。

~ここまで~

当社の小型クラブを見ると、まさに昨日よりも今日の提供価値を上げていこうということに集中しているように感じます。

アバター近藤も参画以前の会社では、毎月、競合クラブがどのようなキャンペーンをしていくか気になったものですが、現在はあまり意識することなく、対象マーケットの方々にどのように提供サービスの良さを理解して頂くかに常に心が向いています。

もちろん競合状況も頭に入れつつ、ただ比較論でものごとを決定することなく、自分達のスタンスでじっくり構えることが重要であると言うことです。

本日もお読みいただきありがとうございます。


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