「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論192」
みなさん こんにちは アバター近藤です。
「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。
「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。
~クラブマネジメント通巻第31号(2000.11.25発行)「定着志向のクラブ経営(GH&FCオーナー ジョー・シルリ氏)」3~※名称等は当時、一部文章省略
広報活動
私たちは、社内の専門性の高いスタッフや地域の専門家を講師に、クラブ内で無料のセミナーを開催したりもします。
企業や学校、ショッピングセンターなどで、ヘルスフェアを開くこともしています。
血圧チェックや、体脂肪測定、運動や栄養についての情報提供などをします。
ヘルスフェアをクラブで開催することもできます。
この時は、ニッチマーケットをターゲットします。
例えば、高齢者を対象に、地域の病院やヘルスケア組織の協力を得ながら準備するといいでしょう。
もし、クラブ内に会議室があれば、近くの企業に、会議をそこでやって貰えるように誘ってみるのもいいでしょう。
無料か、または安い料金で借りて貰えるようにします。
とにかく、人々になるべくクラブに足を運んでもらえる機会を多くつくることです。
入会するしないに関係なくです。
そうすることで、クラブに足を運んだ人が、クラブで自分と同じような人々が運動を楽しんでいることを実感します。
そして、そのうちに、入会を考えはじめるかもしれません。
地域への教育的なクラスを特別価格でメンバー以外に提供することもできます。
特に私たちのところで好評だったのは、女性のためのストレングストレーニング、高齢者のためのストレングストレーニング、体脂肪の減らし方、妊婦のためのプログラム、一般的なコンディショニングクラスなどです。
また、クラブの開業記念日や、リニューアルや拡張を行った時に、オープンハウスを開きます。
そして、それに併せて入会キャンペーンを実施します。
~ここまで~
上記に似た取り組みとして、当社クラブでは、定期的に運動や栄養などに関する健康リテラシーを高めて頂くための無料セミナーを実施しておりますが、このセミナーには会員様のご家族や友人・知人を招いても良いこととしております。
また、実際に関連する専門性を持った会員様に講師となって頂き、セミナーを開催したりもしています。
まだまだ当社でも対外的な活動は限定的になりますが、入会するしないに関係なく、開かれた場所にすることが、今後のヒントになるかと思います。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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