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【第1519話】呼ぶことも大事だが出ていくことも大事

こんにちは。小川です。

先日の出来事なのですがクラブとは違う場において数十人の前で準備体操を担当する機会がありました。

クラブではいつも行っていることですが場所が違えば出来ることも違いますし、人数や時間などもクラブでのストレッチとは全く違った条件でのものです。

そうは言っても長年フィットネス業界に携わってきていますから準備体操を人前で行うこと自体は何でもないのですが、その時印象的だったのは皆さんの感想です。

全体的に言えば好評であり「またやってほしい」「すごく身体が伸びて気持ちが良かった」という感想をいただきました。

と同時に準備体操をしている最中には「いたーい」「これすごい」「うわー伸びるー」などの声があちらこちらで聞こえてきました。

レッスン中はそうした声を聞くことはないことやクラブのお客さまであれば慣れていることもありますが、今回はフィットネスとは縁遠い方たちが対象です。

フィットネス人口は約4パーセントですからその中にフィットネス経験がある方はごく僅かでしょう。

ということはほとんどが日頃運動をすることがない方たちだということです。

つまり我々は日頃から運動をしている方たちと接しているからストレッチなどは普通ですがそれすらも普通ではない方たちもいることを改めて感じました。

仕事をしていると運動実践者が対象で、仕事ではない場では運動非実践者と接しはしますが運動の話をすることもそうあることではありません。

だから日頃運動していない方に運動を教えるということは私自身今まででもあまり経験のないことだったのだと思ったのです。

つまりクラブの中だけで物事を考えてしまうと本当に世間一般の方たちが思っていることがわからないのだということと、クラブの中だけで運動を教えていても広がりは限定的なんだなと思ったのです。

日頃運動とは縁遠い場所に赴いて運動を実践・普及させていくことも我々がやる必要があることなのだと思いました。

運動の必要性を訴えるだけでは限定的でクラブに呼び込むことも必要ですがプラス要素として自分たちが出ていくことも大切なことです。

今回の機会では今まで無かった感覚を得ました。

これは確実に今後においての活動のヒントになりそうな予感がしています。

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