「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論201」
みなさん こんにちは アバター近藤です。
「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。
「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。
~クラブマネジメント通巻第31号(2000.11.25発行)「定着志向のクラブ経営(GH&FCオーナー ジョー・シルリ氏)」12~※名称等は当時、一部文章省略
見込み客の開拓
その他、売り上げを伸ばす方法としては、既存メンバーをフォローして、会員種別をアップグレードして貰うとか、メンバーと話をして、家族にメンバーになるように誘って貰うとか、クラブ内の有料プログラムーパーソナルトレーニング、栄養サプリメント、ゴルフコンペーの購買を促進する、などがあります。
入会していただけなかったゲストをフォローアップするシステムを構築することもあります。
一度クラブに足を運んだ人々は、クラブに興味を持っているわけですから。
新メンバーをフォローするシステムをつくることもあります。
新メンバーが、プログラムを続けられるようにするのです。
また新メンバーに別のスタッフを紹介することもあります。
21日の返金保証期間をつくることもあります。
とにかく、最も強力なマーケティングツールは、人が望んでいるものを見出して、それを提供することです。
セールス
これまでに話したことは、もし会員権をどのように売ればいいのかを知っている人がいなければ、あまり価値のないものとなってしまいます。
今日ここでは、どのようにセールスをしたらいいのか、その手法について詳しく触れることはしませんが、何年も見てきている中で、特に重要だと思われることだけ、いくつか話したいと思います。
~ここまで~
見込み客の開拓で触れられているいくつかの手段は、現在も当社の小型クラブで基本的に実施している項目となっています。
つまり、今も立派に通用するやり方であるということです。
その根底には、標題にある「定着志向のクラブ経営」という基本理念があるからとも言えます。
多くのクラブは売ることに熱心であっても、売ってからのことを同じように捉えてはいないと思われます。
何度も言いますが、今回のパンデミックにより30~40%減となったクラブは、この志向の問題から避けては通れないとアバター近藤は考えます。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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