見出し画像

【第1394話】どこに重きを置くか

こんにちは。佐藤です。

クラブでお客様の不調を対応する際に、どのトレーナーでも対応できるようにしたいですが、現実的に難しい面もあります。

トレーナーの能力や経験含めた年次もありますが、その他として事例Aの問題点が1つだけではなく、複合的に絡み合った結果としてAという問題が表面化している点です。

だから、Aの問題解決に対してA1だけを学んでも、絶対にAが解決できることはないと思います。

A1で改善を図っても、実はA2を用いなければ、問題が解決しないということは実際の現場でも本当にあります。

だからといって、個々のスキル習熟を待つのは、その間の機会損失となりますので、まずは全体の底上げとして、事例Aに対してはA1という形で型を作っております。※もちろんカラダにとってマイナスにならないようにです。

エクササイズを通じて、動作を見て、○○という状況が起きるならば、修正Aを行うという形である程度決めておきます。

勿論、これが絶対解ではありません。

ただトレーナーがお客様のカラダをより知るきっかけ、見るきっかけ、そして学ぶきっかけになればと思っております。

中長期によるお客様の目的達成を進める中で、痛みを始めとした各種不調は、その歩みを阻害する要因です。

その要因から退会になってしまい、私自身ただただ無力さを感じていた過去もありました。

心身ともに良好でクラブへお越しになるお客様が少なくなっている中で、心身万全のお客様だけしか対応できないのは、本来あるべきクラブではないと考えております。

だから難しくて対応できないではなく、クラブ全体でベターとして対応できるようにして、その中で年次に応じたトレーナーが深みとして最適解を提供できるように地固めをしている途中です。


宜しければサポートお願い致します!