人生に無駄があっていい。
「悩むなんて時間の無駄だ。」
あれこれ、選ぶことに迷うわたしに、その子はきっぱり言い放った。
うん。
あなたはそう思うんだね。
それでいいと思う。
わたしは、選ぶことに迷う自分も気に入ってるの。
時間をかけて、選ぶことを無駄な時間と思ってないの。
そんなわたしに、彼女はいろいろと話した。
よく覚えてないけど、
たぶん、
もっともらしい意見なんだろう。
人にはそれぞれ個性があるな。
わたしがしたいことは、
わたしに優しくあること。
自分に否定的だったわたしに、さよならすること。
人と比べるのを、もうしない。
わたしが「わたし」であることを、
いちばんに大切にすること。
自分のことを大切にできるって、心地いい。
自分のことを好きでいられるって、心地いい。
わたしがわたしらしくいるとき、
わたしが本当にしたいことがわかる。
わたしの望む幸せが、見つかる。