ベアフットシューズの導入について
足を保護するだけでなく、自分の足自体を鍛えて靴任せにしないで立てる・歩けるようにとベアフットシューズを履き始めて数か月。
数回に分けて細かく経過報告をしようと思いますが、
今回は導入した経緯やメーカー・モデルなど。
気になっている方の参考になれば。
モルモット(私)のスペック
まず、自分の現在の状況ですが、
足自体は大きなトラブルもなく割と健康な状態ですが、過去に痛みはないけど内反小趾でした。
若い頃は水泳に剣道をやっていた影響なのか、
基本的に裸足が好きで家に帰るとまず靴下を脱ぎ棄てるタイプでスリッパなども履きません。
過去には整体で先生にしっかりした頑丈な足首と褒めていただいたり、
整形靴について学んだ学校で初めて足型を採った際には、
教官から踵も太く土踏まずもバッチリの田舎者の足とDisなのか褒めなのかわからないコメントをいただくくらいには丈夫な足のようです。
しかし現在は日々の運動は特になし。日常は店内にこもりきり、通勤は自家用車以外に方法が無いので1日の歩数も平均以下。
ただ仕事柄、重心や趾には気を回している方だとは思います。
本当は時間作って運動しろよ!となるのですが、
そうもいかず、現状での多少の抵抗としてのベアフット…となった訳です。
使用メーカー・モデル
お世話になっているのは「VIVO BAREFOOT」(ビボベアフット)
履いているのは「トラッカー DECON FG2 JJF メンズ」の
サイズは40(25.2cm)
ここに決めた決め手は足の実寸で選べること。捨て寸と呼ばれるつま先の余白は靴(メーカー)の方で考えるので、買い手は数字を合わせる事だけ考えれば良いと言うのが助かる。
そして返品・交換が初回無料なので、地域暮らしの通販組にはこれまた助かる!
選んだのはハイカットのトレイルモデル。
多少足にフィットしなくてもハイカットにすることでカバーできる。
そして田舎住まいでまだまだ未舗装な道を歩くことがあるのと、タウンユースなモデルよりソールがしっかりすることで、足への負担が軽減されるかな?と言うのとインソールを外して履くことも可能で様子を見ながらベアフットに近い状態も体感できる(いきなりベアフットの神髄まで踏み込むのは怖かったw)
そしてたまたまですが、好きなサーファーの1人であるジョン・ジョン・フローレンスのシグネチャーモデルがあったのでつい。
↓
今ではもっとソールの薄いモデルも体験してみたい
履いてみて(ファーストインプレッション)
他モデルよりソール厚めとは言っても、今までの靴に比べたら全然薄いソールなのでびっくり。
それまでもNIKEのfreeだったり、裸足に近い動きと言われるものも履いてきてはいるのですが、足裏の感覚に関しては1つ別の次元だと思います。
今までこんなに過保護にされていたのね…と。
よく感想で見かける「履き始めてしばらくはサボっていた筋肉が使われだすので筋肉痛やだるさがある」に関しては、あまり感じませんでした。
これは先に挙げた仕事柄普段から意識しているところもあるのだと思います。
歩いた時の踵の衝撃の強さはありました。
クッション性はないので当然ですが。
そこから裸足の時や靴に出会う前の江戸時代などはどうしているのだろう?
いわゆる「正しい歩き方」と言われる踵から着地して…が競技は別として、
身体の負担を減らして楽に歩く時に正しいのか?と見直すきっかけになりました。
つま先も先のシュッと細くなったものではなく、ベビーシューズやファーストシューズのように本来の趾の形状に近いスペースがとられているので、
締め付け感がなく趾も楽だし、趾が広げられるせいか、股の部分の通気性が良くなり蒸れが減った気がします。
感想
1日観光して2万歩も歩くような場合だとどうなるかわかりませんが、今の生活で日常遣いをする分には、ほとんどマイナスと感じることはありません。強いてあげるならスニーカー感覚だと少し値段はするかと思います。ただ、靴の金銭感覚が革靴ベースになっているのでバカ高いとはなりませんでした。
レビューなどでソール接着の剥がれを気にする声も見かけましたが、事前に剥がれそうな部分は先着&縫製で作られているモデルを選んでいますし、そもそもそこまで履きこんでいないので、今のところこれもOKです。
体験してしまうと快適でちょっと抜け出せなくなりそうなので、そこが怖いですが、逆に他の靴を履くとしっかりとした作りで足が守られているとか、ソールの返りが歩きやすさを助けてくれるなど、これまでそんなもんだと当然のように受け入れていた機能が改めて感じられたりもします。
それでも、「クッションありがたい!」よりも「足裏と地面との間に距離がある」と感じてしまうのでもう沼なのでしょうね。