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インソールは外せるものを!

夏休みに入り、子どもの靴を芯が奇異に向けて見直す方も多いのではないでしょうか?そんなタイミングに合わせて靴選びのポイントとしてのインソールとその理由をご紹介!
あっ、もちろん大人にも対応しています。

靴選びはサイズ等々ありますが、今日はインソール。
タイトルにもある通りにインソールは一体化したものよりも外せるものを選びましょう。ただし、サイズなど足に合った靴などの条件を飛び越えた最優先事項ではありませんのであしからず。


インソールの種類


簡単に3つ。
・すぐに外せるもの
・接着されているもの
・一体化orインソールがないもの
これによって出来る出来ないが変わってきます。

できれば接着など無く、その場ですぐに外れるインソールの方が対応の範囲が広いのでお勧めです。
ナイキなどに多い印象ですが、インソール自体は別物だけど接着されているものもあります。これは少し力を込めたり、熱を加えると剥がれてくれるのですが、店頭で購入前、試着・検討の段階では外れないと言う点で出来ないことが出てきます。
最後に完全に縫い付けてあるなど靴底と一体化しているものやそもそもインソールがないもの、革靴などはこのパターンになります。昨日として必要な場合は後から入れて付け足せばよいのですが、差し替えるのではなく、付け足すのでサイズ感に違いが生じます。同じ店でインソール込みのサイズ感で帰れば良いのでしょうが…

インソールが外せることのメリット


次にインソールが外せることで生じるメリットを挙げていきます。

靴の中を視覚化

これが効果大!
接着したものや一体化したものでは購入前にこれができないのです。

つま先の余裕や幅など感覚だけでなく視認ができる(うまく説明できない子どもの靴選びには必須!)

靴を買うときにつま先を押してみてサイズ確認する人、多いと思います。
多分「捨て寸」と呼ばれる1~1.5cm余裕を家訓ンしているんだと思いますが、実際のところはっきりとわかりますか?
靴には先芯と呼ばれる芯材が入ることがあって押しても凹まなかったりします。また、自分の足ならば趾と手先の感覚が連動するので確かめやすいのですが、これがお子さんの足となると連動できないし、効いたところでお子さんもわからないので曖昧な答え。
最終的には「勘」で!となりかねません。
それがこのように外したインソールに足を置くことで視覚化できるので断然チェックがしやすくなります。
買う前のインソールを土足で歩く床の上に置くので、事前に店員さんには確認しましょう。「No!」と言う方はいないはず!
仮に断られるようであれば、その靴屋さんは見限って良いと思います。

カスタマイズ


サイズの調整、履き心地、機能の付与など、インソールを差し替えることで自分好みに変えていくことができます。
基本的には元のインソールとの交換「差し替え」です。
たまにインソールを重ねて履く方も見られますが、それは完全にサイズの間違い・それならサイズを下げて履くべきです。せっかく機能が高いインソールを入れても重ねたインソールの間で滑ってしまっては効果も半減です、
(1cm刻みで…サイズがないけどどうしても限定のこれが欲しかったなどは今は置きます。)
そうなると元から一体化されたものは「インソールを入れることを考慮したサイズ」で購入することになりますが、隙間を埋めてピッタリさせるためにインソールを入れたいのにあえて大きいサイズを選ぶ…何だかおかしなことになってますよね。
逆に少しきつい場合にインソールありだと薄いものに差し替えやインソール自体を少し削る(機能が落ちる可能性もあるので自己責任)ことで空間を確保できる場合がありますが、一体型だと足し算はできてもこのような引き算は難しくなりますね。

衛生面


少しお目汚しの画像を…

あまり状態の酷くないものを選んだのですが、それでも埃で少し白くなっています

身に覚えありませんか?
もっとモワモワと綿埃がと言う人もきっといるはずです。どうしてもつま先の捨て寸には埃が溜まります。当然、見た目にも良くないですし、雑菌の糧にも。
毎日毎晩掃除するものでもないとは思います。インソール一体型ならば除菌シートなどを巻いた指を突っ込んで埃を掻き出すところです。でもインソールがスッと外せるならインソールをパンパンと払うだけでも違ってきますし、子どもでもできる作業。
そして靴全体を洗う暇はなくてもインソールだけサッと除菌スプレーをかけて陰干しなら一晩でもOKです。靴を2足態勢で使い回すのは大変でも1足の靴にインソール2足態勢でいくのなら金銭的にもちょっと優しく、衛生面が確保しやすいです。

いかがでしょうか?
みなさん、靴の性能に目が行きがちですが、インソールをうまく使うと靴に足りない性能を補えたり、夏は涼しく冬暖かくなんて靴内の環境もコントロール出来たりもします。もちろん、サイズ的な調整も。
そのあたりの恩恵の受けやすさも含めて、次の靴選びにはインソールの着脱も選択肢の項目に追加してみませんか?

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