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モデルウォーク・ジャパニーズスタイル?

最近はベアフットシューズやその時の歩き方。
そこから派生してクッション性の全くない草鞋や下駄の生活をしていた昔の日本人の歩き方や身体の使い方にも興味が向いています。
そして、元来お祭りも好きでこの時期になるとSNSの投稿や動画サイトには各地のお祭りの様子もオススメとして流れてきます。

毎年、何気なく見ていたのですが、今年は興味関心のフィルターを通して見たら改めてスゲーなとなった話。

阿波踊り。男踊りと女踊りがあって、今までは男踊りの重心の低さなんかもかなり目がいっていたのですが、今年は女踊り!
それこそ下駄の構造を使っているとは言え、ずーっとつま先立ち。
現在のいわゆる「正しい歩き方」として出てくる踵から着地して…なんて動きはどこにもない。
祭りの中での特殊な動きとは言え、古来の日本人が使っていたナンバの身体の使い方の派生なんだろうなと思います。
そして、上半身のブレなさや直線状に出される足、常に上がった踵と踵に頼らない(重心を置かない)歩き方。…どこかで見たような気がするとは思っていたのですが、これってピンヒールで颯爽と歩くモデルウォークに似ているかも!と気が付きました。
これは日本版のモデルウォークと呼んでも良いのかもしれません。

まぁ、名付けて云々はどうと言うことはない戯言なのですが、
女踊り、下駄の前歯とつま先の2点しか設置していないのにふらつかないし、綺麗に回るし本当にすごいと思います。本番の着物だとシルエットに隠れて足腰の動きは見えにくいですが、練習風景の動画などはそれも見えて凄さは倍増。
そして、男踊りはアクティブで見ごたえがあるし、女踊りはもう単純に動きが美しいので見たことない人は検索したらいくらでも出てきます。
是非、見てください!
こんなに推していますが、徳島県民でもなければ実際に阿波踊りに参加はおろか見たこともないんですけどね。

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