逃げるのが怖かった。 休むのが怖かった。 中学高校は本当の病欠以外は休まず皆勤賞。 行きたくなくても、しんどくても、休む選択肢が自分の中になかったから通っていた。 それが当たり前だった。 当時は卒業の時に皆勤賞をもらって喜んでたな。 でも今振り返ると 無理してでも通った者に対するその賞は報われたと思われたと同時に、無理することが良いことなんだという刷り込みになってしまった。 それも無意識に。 休む事が簡単にできない。 そんな性格の私は社会人になり、仕事が辛くて目の前が真
東京駅に到着して京葉線へと走る。 あの長い長い1本道を早歩き。この道を辿るほとんどの人がミッキーミニー、カチューシャ、何かしらのディズニーグッズを身に付けている。 その姿にほっこりしながらふと思った。 ディズニーが夢の国と言われる理由に、美味しい食べ物とかキャラクターのショーとか楽しい乗り物があるだけじゃないんだなって。 ディズニーは、訪れた人を笑顔にする。 子供、学生、社会人、お年寄り。 どんな世代だって、キラキラの笑顔にする。 その笑顔を見てまた誰かが笑顔になる。 そ
