おひとりさまブレインストーミング#25テイカーとトップギバー(GIVE&TAKE)

自宅の本棚に「GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代:アダム・グラント著、楠木健監訳、三笠書房」があります
読んだとき衝撃を受けました
ギバー(与える人)がなんで成功するの?という疑問が、ぬぐえなかったからです
そして、ギバーが成功する・・・トップギバーになるためには、テイカーとのかかわり方を抜きにして語れません

まずテイカーの定義をお示しします
・常に、与えるより多くを受け取ろうとする人
・テイカーにとっての世の中は、「熾烈な競争社会」
・非情でも冷酷でもなく、ただ用心深く、自己防衛的

私の印象は「奪う人」です
・時間も、金も、労力も、愛も、知識も人生すらも、奪っていきます
・奪うことは、熾烈な競争社会で勝ち残るための信念です

ギブアンドテイク理論とは離れますが
不安や恥といったものに、行動をコントロールされているとも感じます

つまり、トップギバーになるためには、
テイカーに、与えてもいいが奪われてはいけないのです
この行動を突き詰めると、他者志向のギバーになれます。

「他者志向」になるということは、
受け取るより多くを与えても、決して自分の利益は見失わず、
それを指針に「いつ、どのように、誰に与えるか」
を決めることなのである(著書より引用)

職場での具体例でいうと
・愚痴話を始めたら「それって、普通のことですよね?」と問う、もしくは席を立つ
・自慢話を始めたら「その話、いま、関係ありますか?」と問う、もしくは席を立つ
・用事を頼まれそうになったら「いま立て込んでてきびしいです」とはっきり断る
・そして、3回くらい上記をやったら、1回ギブします
これを「寛大なしっぺ返し」と言います

挙げたことは、一見ギバーにはむずかしいことです
しかし、
ギバーは、自分のためではなく、大切なもののためならパワーが発揮できるので
大切な存在を感じることで、奪われない生き方も、可能になるのです

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