おひとりさまブレインストーミング#24ギバーと底辺ギバー(GIVE&TAKE)

自宅の本棚に
「GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代:アダム・グラント著、楠木健監訳、三笠書房」
があります
読んだとき衝撃を受けました
ギバー(与える人)がなんで成功するの?という
疑問がぬぐえなかったからです

そしてギバーは2種類に分けることができます
ここでは、
求められるまま与える人を「底辺ギバー」と呼ぶことにします

私の底辺ギバー魂を、すこしずつはがしていってくれたのは、教養でした
人間関係によるやる気低下対策法(2)でご紹介したうち
もっとも刺さったのは、
「合わない人とは仲良くしなくていい」という事実でした

大人はみな
愛想がよくて、親切で、まわりに溶け込める子どもが好きです
みていて安心するからでしょう

私はもともと、人見知りで内向的であるにもかかわらず
外交性や協調性を強要されていました
小さな私は、他者に合わせられない自分を責めて
どうやったら仲良くできるのかそればかり気にしていました
結果、どこにいても居場所がない子どもになりました

「人と仲良くしろ」「人に親切にしろ」
という命令は
「お前は人と仲良くも、親切にもできない、人でなしだ」
と同義です
無自覚に踏みにじられた人生を
取り戻すのに長くかかりました

もしタイムマシンがあって
「合わない人とは、仲良くしなくてもいいんだよ」
と小さな私に教えてあげても
小さな私にそれができるかはわかりません

だけど、小さな私を助けてあげられるのは
私だけのような気がします
私は、小さな私のお手本になるような生き方をしたいです。

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