トランペットとの出会い

こんにちは。

トランペットが大好き過ぎて常に傍に置いときたい男です。

それは私が小学校5年生の時でした。

物心ついた時から空手を習い、小4でソフトボール始め、中学校では野球部に入ると決めていたスポーツ少年で音楽なんて女子供がやるもんじゃ!とイキがっておりましたが、小5の音楽の授業の時に本物のトランペットを目の当たりにして以来、それの虜となってしまったのです。

あの金色の輝きとあのディテールにすっかり魅せられてしまった少年は、グローブなんかよりバットなんかよりおもちゃなんかよりトランペットが欲しくてたまらなくなったのです。

もちろん、楽器なんて買って貰える訳がないと思っていたのでおねだりする事はなかったし、楽器屋に行く事もありませんでした。

悶々と過ごしてたある日、母親と2人で街を歩いていると昔でいうとこのガラクタ屋があり、そこをふと覗いてみるとトランペットが飾ってあるじゃないですか!テンションぶち上がって、母親に「あれ見てもいい?」と聞いた時のあの驚いた顔は今でも忘れませんよ。そりゃいきなりヤンチャ坊主がトランペットなんて言い出すもんだから無理はないか。。

値段を見たら25,000円!

トランペットのメーカーや値段の相場に関しては全くの無知な為、本物のトランペットはやっぱり高いな〜なんて思った事は内緒で。笑

それでも、誕生日でもクリスマスでも正月でもない、ただの休みの日にぱっと買えるものとは思っていませんが、此処で会ったが百年目ー!と言わんばかりにおねだりして買って貰いました!

僕の初めてのトランペットは「スプレンダー」というメーカーのトランペットでした。

そりゃ、嬉しくて嬉しくてシッコ漏らしながら家まで帰りましたよ。嘘

音なんて出せないし、何なら出し方も知らないし、何をすれば、どうすればいいなんて事は一切知らないのに自分の目の前に自分の自由にしていいトランペットがあるという事がとてつもなく幸せで愛おしい気分になったものです。ずっと楽器を拭いてたなぁ〜笑

 当然、中学に入って吹奏楽部に入ったけど、女子ばかりで友達からはバカにされたなぁ。。。 高校は男子校で相当先輩にしごかれたなぁ。。。そのお陰で今があると言っても過言ではないが。その時の基礎練習が僕の基礎となっているのは言うまでもない。

そこから約30年経ちましたが、トランペットへの愛情は薄らぐ事なく(厳密に言えば薄らいだ時期もありました。ごめんなさい。。)今に至っているのです。

みんなの自慢のトランペットを持ち寄って、それらを囲みながらお酒を飲みたいなぁーって。

最高じゃない?




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