スウェーデンの公共交通機関はいかほど
今年スウェーデン旅行でMalmöマルメとその周辺の街へ行ってみたわけですが、もちろん公共交通機関を利用しました。
電車にバスでしたが、スウェーデンでは電車とバスは同じ運行会社なのでチケットは共通です。
日本でいうところの県ごとに運行会社が違い、マルメのある地域SkåneスコーネではSkånetrafikenが主に運行を行っています。
LundルンドやHelsingborgヘルシングボリへの電車は比較的本数が多く、乗り換えもなしで行くことができました。
Ystadイースタへの電車も30分に1本ほどありました。
チケットの制度は運行会社によって違うと思いますが、スコーネではゾーン制を採用していて、利用するゾーン数によって金額が変わります。
チケット代は高めで、ルンドへは片道15分ほどですが往復すると¥1500超えでした。
行きと帰りで別々にチケットを購入するより、往復乗るなら24時間有効のチケットがあるのでそれを購入するのがお得でした。
24時間チケットはシングルチケット2枚分の値段です。
シングルチケット2枚分の値段で24時間乗り降り自由。
ただしゾーン内で。
なんだろうこの制度?と個人的には思いました。
イースタとヘルシングボリへはÖresund runtオーレスンド・ルントというチケットを利用しました。
旅行者用と思われるチケットで2日間有効です。
利用可能範囲はスコーネ全体とデンマークの一部、スウェーデンに近い地域です。
電車とバスはもちろん、ヘルシングボリとデンマークのHelsingør間のフェリーにも一度乗船可能です。
マルメとコペンハーゲンの間にあるオーレスンド橋を渡る電車も一度利用可能です。
このチケット299SEKでした。
マルメとヘルシングボリを普通に往復するだけで200SEK以上するのでお得ですよね。
せっかくだからフェリーに乗りたい、でもデンマークに行きたいわけではない、それなのにチケットは安くない。
そんな時このオーレスンド・ルントを発見し、無事国境を越えてきました。
今回の旅行では駅や街の中心から少々離れたところに宿泊していたのですが、個人的には歩くのが苦ではないのでなるべく歩くようにしていました。
短い滞在でチケット用のアプリをダウンロードするのも、毎回毎回チケットを購入するのも面倒だなと思ったので。
安くもないですし。
でもこういう乗り降り自由のチケットがあると手間が省けて、しかもあれこれ悩む必要もなくて便利ですね。
スウェーデンに関するニュースについて少々。
今年もノーベル賞受賞者の発表がありました。
日本は日本人が受賞しなければ盛り上がらないですね。
というか日本人が受賞した時の報道は大騒ぎしすぎで差が激しいですね。
冒頭の写真はイースタとマルメの間のどこかです。
車窓から。
大体どこもこんな感じです。
のどか。
スウェーデン南部は平らです。
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