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Lucia dagenとglögg

12月13日はルシアの日です。

スウェーデンではあらゆるところでルシア祭が行われています。

ルシアというのはシチリアの光の聖女です。

白い服を着て、冠にはろうそくが灯っています。

日本人からする全く違う人物像を連想させるこのろうそくですが、スウェーデンでは暗い12月に光とともに現れる聖女なのです。


そしてそのルシア祭につきものなのがglöggホットワインやlussekattルッセカットというサフラン入りのパン、そしてpepparkakorジンジャークッキーです。

Glöggとpepparkakorは日本でも比較的手に入りやすいですので、スウェーデンのルシア祭やクリスマス気分を楽しめます。

Glöggにレーズンとアーモンドを入れるとよりスウェーデンぽくなります。

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Lussekatt


Glöggの思い出をひとつ。

スウェーデンの学校にいたずいぶん前のこの時期、ちょっとしたパーティーをすることになりました。

季節柄glöggとpepparkakorを用意するということになり、クラスメイトが購入してきてくれたglöggは普通のスーパーで売られている低アルコールのものでした。

お安いのでね。

でもそれにSystembolagetで購入したウオッカを投入

そのほうがきっと量のわりに低価格なのでしょう。

アルコール分もアップです。

ホットワインなので温めます。

コップに注がれたglöggを飲もうとした瞬間、湯気となったアルコール成分が襲ってきました

むせました。

低アルコールのglöggで薄めてもらい無事飲むことができたのでした。


スウェーデンではアルコール分が3.5%より高いものはSystembolagetという酒屋でしか購入できません。

Systembolagetではちゃんとglöggが売られていますがお高めです。

そして営業時間も限られています。

雰囲気たけでいいのであれば低アルコール(2.2%くらい)のglöggが大抵のスーパーマーケットで購入できます。

当然ながらお安めです。


Blossaというglöggを一番よく見かけます。

Systembolagetで売られているようなものも、低アルコールのものもノンアルコールのもあります。

毎年その年だけの味も発売されています。

今年はミントとグリーンティーがきいたglöggだそうです。


Luciaよりglöggの話になりました。

ま、いいか。



最後にクリスマスソングを。

Daði Freyr "Allir dagar eru jólin með þér"

スウェーデンではなくアイスランド語です。

Daði & GagnamagniðのDaði Freyr です。

彼の”Think About Things”が個人的には今年最大のヒット曲です。


こちらは英語版。

Daði Freyr “Every Moment Is Christmas With You”

ちょとホラーなミュージックビデオですね。






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