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太刀魚釣りの夢


11月2日 北北西の風 3m 水温21℃。


軽めの仕掛けが好きな私には、
南に向かって投げるのによい日だ。

潮がキツすぎる時間も過ぎた頃合い、
阪神間某所、21時48分。
昼間は秋晴れで、まだ気温が18℃もあり、
一年にこんな日は何度もない。

すでに夕方一番の時合いは過ぎて、
ようやく釣り座にスキマができた頃。
私は堤防にて道具を準備した。
到着からエサをつけて釣り始めるまで5分。

太刀魚の竿を投げて電子ウキを横目に、
底物用のも足元にもう一本仕掛けを落として、
竿二本でスタート。

2205 太刀魚F3.5  1匹目、幸先よい
2220 太刀魚F3 2匹目
2230 大サバ 1匹目
2300  ガシラ中型 1匹目
2330までナシ
2345までナシ
010 太刀魚F3 3匹目
040 太刀魚F3.5 4匹目
050 穴子中型 1匹目
150 穴子大型 2匹目
230までナシ
300 太刀魚 F4 この日最大 5匹目
320 太刀魚 F3 6匹目
340 太刀魚F3.5 7匹目
400納竿

この釣り場で、周りが当たってない割にはそれなりに釣れて、
適度にヒマもあり良い日だった。

・・・という、ただの空想。

エアー釣り。
実際には行っていないのだ。


さて、気を取り直して。


まさに秋、9月から11月は、
釣りのハイシーズン。地域によって異なると思いますが、
関西ではこの時期が、
陸から何やってもまあ釣れる、昼も夜も防寒もそんなにいらないし、快適な装備で行けるので、その意味でもよい季節です。

しかし、猛烈な頻度で釣りしていた頃もあったのに、今は釣行ゼロ。

あの頻度は異常でしたが、
物心ついて以来、何十年もやってきた釣りのレベルを一段上げるためには、必要だったと言い聞かせています笑


「わたし、釣りが好きでねぇ」


という「自称釣りバカ」の人でも、
3-11月の計9ヶ月、毎週末行って、やっと40回/年。これでも相当なもの。

ほとんどすべての余暇を釣りに捧げている感じ。家族サービスとか絡むと、30回/年ほどがやっとです。
釣りバカ日誌の浜ちゃんでもこれくらいでしょう。

そこを私は180回/年のペースで行った。

仕掛けやエサの種類と付け方、を試行錯誤しまくったわけです。
潮や水温、風、その年の魚の回遊などから推定して、毎回試す。
すると何年分もの知見が、得られていきます。

よく何十年も釣りしている、という方がおられますが意外とそこまで工夫に興味はなく、ただ釣り糸を垂れるのが好き、という方が多いです。目的のちがい。

なのでたった数年の経験でも絶えず研究していれば、「魚が釣れるかどうか」という点においてはすぐ追いつくことができます。


そして経験を積んだ暁には、
晴れて「エアー釣り」ができるようになります♪
↑釣りに行けばいいやん

エアー釣りのお作法の例。

・上記のような空想釣行メモを書く
・ネットで他人様の釣果を見て、私ならこの倍は釣れるな、とほくそ笑む
・釣れる時合いがとても短かった、と聞いて
高速手返しのシミュレーションをする

いや〜楽しいな♪

↑もう行けよ

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