見出し画像

離岸流を見つける方法。


こんにちは、こんばんは、カツオです。


今回は、離岸流の見つけ方について
ご紹介いたします。


「いや、そもそも離岸流って何?」と思われたかもしれませんが
離岸流は、沖に向かう流れのことを言います。



通常、岸に向かって流れてくるか、横に流れるのが一般的です。



そんな離岸流には種類があり

------------------------------------------------------------

  • 一時型:一時的に発生するもの

  • 移動型:発生する場所が移動するもの

  • 永久型:同じ場所で発生。地形によるもの

  • 固定型:ある時季になると、同じ場所で発生するもの

--------------------------------------------------------------


釣りでは、移動型と固定型がよく見かけるものになります。


どの離岸流も、我々釣り人にとって
魚が釣れる1つのポイントになります。



なぜ離岸流が釣れるのか?



離岸流が流れている隣には
向岸流(こうがんりゅう)と並岸流(へいがんりゅう)が流れています。



まず、向岸流で遊泳力がないベイトフィッシュが
岸近くまでよって行きます。



そのまま、並岸流に乗り



離岸流で沖に払い戻され
離岸流のところで待ち伏せしていた魚がバクッと食います。



よって、離岸流がある場所は魚が居やすく
ルアーやエサなりを投げると、釣れるといった仕組みです。



離岸流を見つける方法


離岸流を見つける方法は
いくつかありますが


一番わかりやすいであろうものは
遊泳禁止の看板が立てられている場所です。




遊泳禁止なのは、サメがたくさんいるからとか
監視人がないからという理由もありますが


一番は離岸流が流れている可能性があるからです。


離岸流は、沖に向かって流れているものなので
泳いでしまうと、沖に流されてしまい、溺れて事故を起こすことがあるので


遊泳禁止の看板が立てられています。


他にも離岸流を見つける方法がありますので
ご紹介いたします。

------------------------------------

  • 波が立たない場所

  • テトラポッドがある場所

  • 足跡がつきにくい場所

  • 砂利がある場所

-------------------------------------------



波が立たない場所


岸に向かってくる波と反対方向の
沖に向かって流れている離岸流の影響で


それぞれ、拮抗しやい波が立ちにくくなります。



周りより波が立っていない場所があれば
離岸流がある証拠です。



テトラポッドがある場所


テトラポッド(消波ブロック)は
波によって砂浜が削られていくのを抑える目的があります。


なので、テトラポッドがある場所の前は砂浜が残り
テトラポッドがない場所は、砂浜が削られていくので


弧を描いたような地形になります。



この弧を描いた地形が離岸流を発生させます。


まず、向岸流が流れ
弧に沿って並岸流が流れていて


そのまま沖へ向かって流れていきます。




テトラポッド周辺は、流れの変化が起きやすく
ポイントとしても見つけやすいので


釣りする方が多いですね。



足跡がつかない場所


離岸流は、沖に向かって流れているものなので
同時に砂まで沖に向かって流され持っていかれます。


よって、離岸流がある場所は砂が硬く
歩いたときに足跡がつきにくいです。


お分かりいただけますでしょうか?


岸に向かう流れがある場所は
砂を海から持ってきますので、砂が堆積して


ふかふかになります。


すると、足跡が深くつくのです。




砂利がある場所


離岸流が流れている場所は、水圧もあり
流れが速いですが、向岸流が流れている場所は遅いです。


流れが遅いので、砂利が流されにくく溜まっていき
流れが速い離岸流があるので、大きな石は流されていくので


離岸流がある場所は
砂利が溜まっている可能性が高いです。



筆者的に、足跡がつかない場所、砂利がある場所は
離岸流がある場所の中でも一番釣れるような感じがします。


上を向いて歩こうという曲がありますが
離岸流を探す際には、下を向いて歩こうの方がいいかもしれません。


思い出すボウズの日にならないように。



まとめ


我々釣り人にとって、1つのポイントなる離岸流。
しかしその離岸流が牙を向くこともあるでしょう。


今回、離岸流がある場所は釣れるとお伝えしましたが
絶対ではありません。


波が立ってなくても、テトラポッド周辺で釣りしていても
釣れないときがあります。


あくまで、魚を釣るための
引き出しを増やす程度と思っていただければと幸いです。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?